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家に帰って、ご飯を作って食べて片付けて、
お風呂に入って洗濯機を回す。
洗濯物を干せばあとは歯を磨いて寝るだけ。
「 …くくっ 」
「 … 」
藤井くんと別れてから、告白されたことが
あたまの中をよぎって離れない。
そんな私をよそに、大毅はお笑い番組なんて見ちゃって。
「 おやすみ 」
はやく自分の部屋でゆっくり考えたくて、
歯ブラシをくわえたままテレビを見る大毅にそう言った。
「 A大丈夫か？ 」
ああ、やっぱり。家族にはお見通しってやつか。
「 帰ってからずっと元気ないやん 」
「 …無理すんちゃうで、なんかあったら言えよ 」
「 おやすみA 」
無言のままの私に優しく声をかけてくれた。
正直、不安で胸がはち切れそう。
藤井くんは私の彼氏でもなんでもないのに。
「 っ…、」
藤井くんがあの子のものになっちゃう。
きゅーっと痛む胸と、不安であふれる涙。
枕に顔をうずめて、私は眠りに落ちた。
ー
次の日の朝、ふつうに登校する。
だけど、大毅が気を使ってくれて話しかけてこない。
「 おっはよ〜！ 」
「 お〜小瀧おはよ 」
「 …はよ 」
いつものタイミングでのんちゃんも合流して、
不機嫌な私の態度に不思議そうな顔を見せた。
「 …っあ！！ 」
いきなり大声を出した大毅。
「 おれ�陲舛磴鵑妨討个譴討鵑笋辰拭�！ 」
「 え、しげお前なにしたん 」
「 わかれへん！てことでおれ先行くわ！ 」
大毅は嵐のように去っていった。
のんちゃんとふたり、なんか気まずいな。
「 A〜具合でも悪いん？ 」
「 …ちゃうよ 」
「 心配なるから無理しやんで？ 」
子犬みたいな目で見てくるのんちゃん。
すこし話してるうちに校舎について、
「 …まだ時間平気やな。なあA 」
上履きに履き替えて、教室に向かう途中、
｢ちゃっときて｣とのんちゃんに連れてかれた。
「 …ほんまは具合悪ないことも、Aが
元気ない理由も、おれ知ってんねん。」
屋上に行く階段の途中の踊り場で、
下を向いてあたまをかきながらのんちゃんがそう言った。
「 …え？ 」
「 …流星が告白されたからやろ？ 」
のんちゃん、知ってるんや。
なんて思いながら小さく頷いた。
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ぴょん(プロフ) - え、もう、キュンキュン半端ないです。いきなり失礼しました笑 はじめまして！…読者です笑 読んでたらほんまに死んでまうんちゃうかなってぐらいですね笑(語彙力なくてすいません汗) これからも作者様のペースで更新頑張って下さい！応援してます♪ 長文失礼しました。 (2018年4月22日 9時) (
レス) id: 8bd8888ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りらの x他2人 | 作成日時：2018年3月11日 17時
