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7話 ページ7

もう帰る時間になった。

「じゃあまたね、A」

「そらるさんお邪魔しましたー」

というわけで、まふと帰っています。

しかし、まふが無言です…

なんでだろう…?



って言うほど私あざと鈍感女子じゃない。

多分、さっきまふを放置して

さかたん、うらたんと遊んでたから…

でも、まふはそらるさんと打ち合わせ。

どっちにしろ話しかけられなかった。

仕事の邪魔したくないし。

まぁ、休憩とか言って、

そらるさんとゲームしてたみたいだけどね。

とはいえ気まずいな…

「…打ち合わせどうだった?」

「別に。」

怖い!

まふ怖い!

まともに会話出来ない。

ハァー、ダメだ。

意外と落ち込んだ…。

「…ねぇ、A?」

「は、はい…?」

声のトーン低いまふ。

何言われるのかな…。

別れ話?それとも怒られるかな…?

顔をチラッとみたら不機嫌そうだった。

私は恐怖で体が震える。

まふは私の耳元に顔を近づけて

ひそひそ話みたいに手を添えてこう囁く。



「A… 好きだよ…」



そう言って私を抱きしめた。

…ふぇ?

顔が真っ赤になった。

いやいやなんだこの状況。

さっきの不機嫌はどこ行った?

「いやね、Aを驚かそうと思ってさ!うん、やっぱりかわいい反応してくれたなぁ。ちょっと恥ずかしかったけど!」

「な、な、なんだそれ!?」

嬉しいけどカッコ良すぎ…

照れる…

「本当はさ、そらうらさかがAと遊んでて、妬いてたけどそれで怒っても悲しい結末しか生まないと思ってね。だから好きって気持ちを伝えようって…エヘヘ、びっくりした?」

純粋にまふの気持ちが嬉しくて、

私は強く抱きしめ返して

そして、まふの頬にキスをした。

「…私もまふが大好きだよ。…ごめんね?まふ放置してそらうらさかと遊んでて。」

「A…良いよ。許してあげる!」

良かった。別れ話とかそういうのじゃなくて。

…私はまふが大好きだ。

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Riwa - せーさん» ありがとうございます!感想文は、『本当に高校生?』って途中から思ってました笑笑 (2017年5月28日 23時) (レス) id: c5efe05a4f (このIDを非表示/違反報告)
せー(プロフ) - すっっっっごく面白いです!!!!luz君wwwwこれからも頑張ってください!!!! (2017年5月28日 18時) (レス) id: cc1ff23705 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Riwa | 作成日時:2017年5月5日 0時

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