君とコーヒー (ページ5)

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ﾁｭﾝﾁｭﾝ

あれから1週間が経とうとしていた。
ひまわりさんは今日もこない、

『はぁ…』

私は思わずため息をつく

？「あっれぇー？A店長どうしちゃったんですか？ため息なんてついて」

『なんでもないー。心配かけてごめんね、』

『さぁっ仕事仕事！』

？「そうですか？なんでもなくなさそうですけど」

『うん！大丈夫だから！』

声をかけて来たのは、最近新しく入った
アルバイトの蜜琉ちゃんだった。
見た目は派手だから誤解されやすいけど
根はとっても優しい子だった

蜜「店長！今日仕事終わりにご飯いきません？」

『いいけど…』

蜜「じゃあ決まり！やった～！楽しみです！」

そういって蜜琉ちゃんは足早に仕事に戻っていった

『はぁ…』

なんでもないなんてうそ。
私はだいぶ落ち込んでいた、

蜜琉ちゃんには心配かけないようにしないとな

落ち込みながらも長い一日を終え、
明日の仕込みをし、蜜琉ちゃんの元へと向かおうとした

ひまわりさん、結局今日も来なかった、

もう来てくれないのかな…

今にも溢れてきそうな涙をぐっとこらえて
私は店を出た