あの日から変わったこと。#alan (ページ10)

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story7 ページ10

～亜嵐～

気がついたら声かけてた。

何でだろう。

やっぱり。泣いてる。

『大丈夫ですか？』

ギュッ。

思わず抱きしめてしまった

震えてる。

誰にも見られないように。抱きしめた。

｢はい…。怖かった、。
よかった。｣

あのデレクター、許さねぇ。

｢あの…。あの、あの！痛いです！笑｣

強く抱きしめてしまってた。

『あ、ごめんなさい。』

｢大丈夫です。｣

｢助けてくれてありがとうございました。

でも、何故ここが…｣

『いや、ちょっとトイレに行こうとしたら。
声が聞こえて…。そしたら白河さんとデレクターさんが。』

何この子。すっごく知りたくなる。

もっと。

いつもの俺と違う。

なんだろ…これ。

涼｢亜嵐くーん！
ぁ｡
失礼しましたぁ～｡｣

｢そうですか。ほんっとにありがとうございました。｣

『いやいや、なんかすみません。』

『って！りょ、涼太くん？？
え？何でここに？？』

涼｢何でって、もうすぐ亜嵐くんだよ？順番。｣

『え、あ。うん！ありがとう！』

涼｢全然笑｣

｢すみません！いきましょっか！｣ﾆｺｯ

涼太くん気づいちゃったかな？

あんまり、広まらないといいけど。

集中
集中！撮影中だ！