【Fischer's】俺達の奇妙な夏休み【Silkroad】 (ページ10)

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episode 8 ページ10

『こっちよシルクロード』

そう言って謎の声に案内され近くの神社に来た

するとそこには巫女が居た

「巫女…？」

巫女「来たわね、シルクロード」

「何であんた俺の名前を…」

巫女「霊界では貴方は有名よ」

「俺有名なんだ？」

変なの…

俺はそう思った

すると巫女はクールな口調のまま話し続けた

巫女「だからって、ヘラヘラと喜ばない事ね」

「別に喜んでないし」

巫女「そう…
ところで貴方はなぜここに呼ばれたかわかる？」

「知らない、ってかさっきの声はあんたか？」

巫女「あんたじゃない、私はレイナ」

「レイナ？」

レイナ「ここの巫女をやっているわ
ちなみに、さっきの声は私
霊力を使って貴方を呼んだの」

「霊力って…漫画でしか聞いたことないぞ」

レイナ「確かに漫画やアニメみたいだけど
私は至って本気よ」

「…え、マジで？」

レイナ「大マジ。
シルク、貴方は悪霊に取り憑かれてて
この村には今は出られないわ」

「今は？」

レイナ「生きていれば…の話よ
もしかして、貴方のお仲間も…」

「え…あいつらも？」

レイナ「ええ…もしかしたら消えてしまうかも
だから、私は貴方を…貴方達を助けたいの」

「…信用出来ないけど
でも…あいつらが死んでしまうのは嫌だからな
分かった、よろしくなレイナ」

こうして俺は巫女のレイナと
一緒にいることにした