【Fischer's】俺達の奇妙な夏休み【Silkroad】 (ページ4)

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episode 3 ページ4

「…特に？」

お婆さん「狙われやすいんだ
…もしかしたらもう逃げられないかもしれない」

「逃げられない…？」

お婆さん「ああ…気をつけるんじゃぞ」

そう言って俺の前からお婆さんは居なくなろうとした

が…

お婆さん「そう言えば…若造
名前はなんと言う」

「シルクロードです」

お婆さん「そうか、生き伸びるんじゃぞ
シルクロード」

──────────────────────
ー帰り道ー

「生き伸びるって…どういうこと？」

そう思って俺は宿屋に戻ろうとした

しかしその途中小さな女の子が俺とこに来た

女の子「ねぇねぇ！お兄さん！
私と一緒に遊ぼ！」

「え…？」

女の子「鬼ごっこで勝負よ！
お兄さんが鬼ね！」

そう言って女の子は奥に言ってしまった

仕方なく俺は付き合うことにした

──────────────────────
ー森ー

女の子「早く早く！」

「待って！」

そう言って俺は女の子の後をついて行った

すると目の前には下が見えない崖があった

そして俺はギリギリで止まった

しかしその後ろにさっきの女の子とは違った女性が
俺にナイフを振った

すると俺は後ろに飛んだ

しかし俺はそこで気づいた

俺は崖から降りた

ああ…俺死ぬのか…

そう思ってると急に俺の手が前に引っ張られた

俺は上を見ると

そこにはマサイとンダホが居た

マサイ「何やってるんだよ！シルク！」

「マサイ…ンダホ…」

ンダホ「よし、持ち上げよう！」

そして俺は上にあげられた

「ッ…ありがとう…助かった」

マサイ「お前なんで…」

「女の子がいたんだ…
でも、崖に来た時には居なかった
そしたら後ろに違和感あったから見たら女性がいて…
俺…いつの間空中に浮かんでたんだ…
ごめん…2人とも…ごめん！」

ンダホ「シルク…
でも良かったよ！シルクが無事で」

マサイ「本当、良かった
でも顔に傷出来ちゃってるな…」

「傷…？」

そう言うと左の額にズギッとした痛みが走った

すると俺は思い出した

「女の子！女の子は？！」

マサイ「女の子？そんなのいなかったけど…」

ンダホ「さっき女性もいたって言ったよね？
でも…俺たちが見たのはシルクしかいなくて
急にシルクが下に落ちたの
しか見えなかったよ？」

そう言われ俺は恐怖を覚えた

そうか…

俺が見たのは

幽霊だったんだ…

すると

『…落チレバイイノニ』

という声が聞こえた