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■ side . 佐野万次郎
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「 すっげえ、」
思わず見惚れた。
無敵の俺が、見惚れた。
視線の先には余裕そうに、
倒した男を踏んずける女の子。
助けようと出た足も、
その子の蹴りで俺の出番のでも字も無く。
「 マイキー何見てんだ？」
「 ん？…ねえケンチン、俺、あいつが欲しい 」
『 あ？』って言いながら指さす方を見るケンチン。
そっちを見て、俺の方を振り向けば、
『 女？めずらしいーな 』って軽く笑った。
久しぶりに、
心の底から欲しいって思った。
「 だから、貰いに行くよ、ケンチン 」
「 ったく、ほんとあいっ変わらずだな 」
そう言いながらケンチンは俺の隣を歩く。
そゆとこ大好きだよケンチンっ♡
そんなことを思いながら、
ゆっくりと彼女との距離が縮まっていく。
『 どんな女の子かなあ、』って思いながら歩けば、
その子には外灯が照らされていて。
「 は？ケンチンなにあいつ、可愛いんだけど 」
また、見惚れた。
今度は可愛い顔にサラサラの髪の毛。
場地みたいにひとつに括っていて。
そこから覗かせる細い首には大きな三日月の、
その周りには蝶が戯れる、
なんともセンスのいいタトゥー。
耳にはピアスを沢山つけていて。
正直、その可愛い顔に、
タトゥーとか、ピアスは似合ってなくて。
それに、
「 胸がでかい、なんかえろい 」
「 それなあ 」
第一印象、つえー女。えろい女。
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＿＿＿＿＿＿
「 A、誰彼構わず手ぇ出すのやめろ 」
「 …あの時は正当防衛だし 」
出会っていつしかの会話。
喧嘩強いのは分かってる。
けど相手は男。
何してくるか分かんねぇの、心配なんだよそれが。
そんなことを考えるけど、
実際、俺の目線はAの胸に、自然といっちゃう。
「 それでいつ揉ませてくれんの？ 」
「 しね 」
「 うっわ、俺に向かってそんなこと言えんのお前だけ 」
冷たくて可愛くて胸がでかい彼女は、
本人には言ってないけど保護対象になった。
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真弥 - 夢主ちゃん口癖「ばか」になってそう笑笑 これからも投稿頑張って下さい！ (2022年12月10日 14時) (
レス) @page25 id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
こはね - あの、この作品と関係なくて申し訳ないんですが、｢マイキーとシジュウハッテ｣の続編とリクエスト編？のリンクを貼っていただけないでしょうか？ (2022年1月30日 8時) (レス) id: 7f91654289 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - おーい、夢主ちゃん何カップ？？wめっちゃ面白いです。更新頑張ってください！！ (2021年8月25日 17時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話読んでたら、私まで夢主ちゃんのお胸揉みたくなりますｗｗ更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月21日 15時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - イザナくんとの絡みも見たいｯｯ！ですｯｯ！！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年7月28日 14時
