無敵のマイキーに好かれました。

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「 こーゆーのは男に任せればいいの 」






そう言うこいつは、ふんわりと
優しく微笑んで『 ちゃんと掴まって 』って、

自分の首にわたしの腕を持っていった。






「 名前は？」

「 月宮、A 」

「 俺、羽宮一虎、一虎でいいよ 」






『 よろしくな 』って
無邪気に笑う一虎はどこか幼い子みたいで可愛い。


それに黒髪の金髪のメッシュ。
首にいる虎のタトゥーがすごいかっこいい。






「 Aの首の、月のタトゥー、可愛いね 」

「 一虎の首の虎もすごい、好き 」






この子の第一印象、いい子。

あいつらとは違ってセクハラしない。
デカ乳、デカパイ、一切言わない。


そんなことを思ってれば、
もうビーチにたどり着いていて、

『 はい、ご到着 』っと、
優しくわたしを下ろせば、






「 Aーーー！！！ばかあ！！！何してんの！」

「 うるさい 」

「 ばかばか！！……心配した…っ 」






勢いよくわたし目掛けて走って来るマイキー。

そのまま、ぎゅうぅうう、と
強く抱き締めて、そんな彼はどこか涙声で。






「 まじでお前、心配かけさせんな 」

「 …まあ、お前なら大丈夫だろって思ってたわ 」

「 場地さん何言ってんスか、
慌てすぎてあたふた右往左往してたじゃないっスか 」

「 千冬お前、ちっと来い 」






いつも通りのみんなに笑みが零れる。

三ツ谷にも『 お前はカッコイイな 』って
頭をくしゃりと撫でられた。


助けてくれた一虎にお礼を言おうと、
隣を振り向いても誰もいなくて。






「 もうやだ俺、心臓痛い…っ 」

「 マイキー、独り占めしすぎじゃね？」

「 おいA、心配かけさせたんだ、乳揉ませろ 」






また、切なそうなマイキーの声。

場地に至っては海に顔突っ込むぞほんとに。






「 お前は、…Aだけは俺から離れないで 」

「 …どうしたマイキー 」






涙ぐんだマイキーの声、
可愛いなって思いながら『 離れないよ 』って

軽く笑った。







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一虎くんやっと出せた！！

一虎くんもマイキーくんや場地くんみたいに、
スケベキャラにしようかめちゃくちゃ悩む！！

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