▽ ep.03 ページ4
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今日の戦闘訓練は本当にだめだめで。
「 いっつう〜〜、」
相澤先生にお説教をくらって寮への帰り道。
もう日は暮れていた。
すり傷が残る頬を撫でながら歩いていると、
お説教中のホー、…変態鳥の顔が浮かんできた。
『 ちゃんと集中しないとだめでしょ〜 』
確かに！そうなんですけれども！！
叱られるわたしをにやにや、にやにやしながら
顎に手を付いて笑っていた変態鳥。
「 焼き鳥にしてやるわ！！」
誰もいないと思って空に叫べば、
『 もしかして俺のこと？』って
門の前には空から帰ってきて、
赤い大きな翼をしまったホークスが手を振っていた。
「 Aちゃん、俺と一緒に帰ろ 」
「 きゃっっっか！！」
「 えぇ〜なんでなんで〜 」
『 やだぁ〜帰りたい〜スカート捲るよ〜？』
って子供みたいに駄々こねるホークス。
おい、最後、問題発言。
ぎりっと睨みつけて彼の前で立ち止まる。
「 さようなら！！！！」
そう言って勢いよくお辞儀をして、
スタスタ歩けば後からパシッと腕を掴まれる。
なに！って思いながら振り向けば、
いつになく真剣な彼の眼差しがわたしを見つめていて。
「 冗談抜きで、この時間は危ないでしょーが 」
いつもより少し、低い声。
真剣な眼差しとその声に従うしかないわたし。
「 …スカート捲ったら焼き鳥にします、」
「 ええ〜 」
それだけ言って歩き出せば、
さりげなく道路側に自分が移動して、
さりげなくわたしの歩くペースには合わせてくれて。
こういうところ、本当にヒーロー、なんだなって。
ちょっとかっこいい、なんて思っちゃったの。
「 Aちゃん、細いくせにおっきいよね 」
前言撤回。やっぱり変態鳥だ！！
『 ぼんっ、きゅっ、ぼんって感じ 』
それだけ言うとへらへら笑って、
頭の後ろに手を組んでそう言ったホークス。
ヒーローですよね、あなた。
「 近づかないでください 」
「 そう言われると近づきたくなる 」
「 やめ、…ばか！変態！！」
言葉通り、わたしとの距離を縮めてくると
肩と肩が、とんっと触れ合った。
突然のことにびっくりして、
ちょっと頬が熱くなる。ほんとに、ちょっと。
隣の彼が、見逃すわけもなく。
「 誘ってる？触っていい？」
「 よくない！！！」
どうしたって、心臓が煩いんだから。
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だいふく(θ ω θ)(プロフ) - ゆいさん！ご本人じゃなくてすみません💦爆豪くんバージョンもありますよ！ (4月9日 0時) (
レス) id: 8b15749960 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 本当に本当に大好きです！！爆豪バージョンもお願いしたいです…この話ではかっちゃんが…！ほんとお願いします (4月7日 23時) (レス) @page24 id: 5d2a87c935 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - ホークス推しなんで嬉しいです (9月16日 21時) (レス) @page2 id: 720827b2e2 (このIDを非表示/違反報告)
みーやん - ホークスと付き合った後の話をお恵みください！！ (8月14日 19時) (レス) @page24 id: 5185973326 (このIDを非表示/違反報告)
るあら(プロフ) - だいふくさんと同じ感じです！このシリーズ大好きです！相澤先生バージョン私も見たいです！待ってます！ (8月12日 0時) (レス) @page23 id: 351679517a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年7月5日 0時
