EP.03 ページ4
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「 爆豪くんのばーかばーかスケベ！変態！」
放課後、相澤先生に雑用を押し付けられた。
あれもこれも全部爆豪くんのせい。
なんで変態スケベの爆豪くんが
他の科から大人気なのかが分からない。
わたしだったら断然、轟くん。
「 こんちくしょう…！階段め…っ！」
大量のノートを持たされたわたし。
おかげさまで階段が見えなくて転びそう。
転んだら爆豪くんのせいにしよう、そうしよう。
「 爆豪くんのばか！！色気の無駄遣い！！」
何もかもが嫌になって誰もいない
放課後の階段に叫び続けると、
『 バカはテメェだろ黒ぱんつ 』
って嫌ほど聞きたくない声が聞こえた。
恐る恐る振り向けば、
登っている階段の下に爆豪くんの姿。
「 へェ、今日はピンクか 」
「 さいっっっってい！！」
ニヤニヤする爆豪くんの視線は
間違いなくわたしのスカートの中。
隠したくても隠せなくてこれは相澤先生のせいだ。
「 ばーかばーか！スケベ！色気男！」
「 ノートに向かって何言っとんだテメェ 」
あなたの方見たくないのでね！
一段一段、ゆっくりと用心深く階段を登ると
『 おい 』って耳元で爆豪くんの声がして、
びっくりしたわたしは足を滑らせた。
あーあ、最悪。なにこれもう。
そう思いながら目をつぶると、
わたしを庇うかのように爆豪くんに包まれて。
「 おま、っ、バカかテメェは！！！！」
「 ごめ、…っ、色々とごめん！！！」
目を開ければわたしは彼を押し倒したような、
そんな体勢になっていて
視界いっぱいに爆豪くんの顔が映る。
まって綺麗な顔に傷ついてない？
「 爆豪くん大丈夫！？」
「 あ��？テメェ支えることなんざ余裕だわ 」
爆豪くんの上に乗ったまま、
顔やら体やらをペタペタ触る。
何もないなら良かった、
そう胸を撫で下ろした時だった。
「 テメェそんなに俺のこと襲いてぇのか？」
「 …っは？…なにゆって、」
必死になりすぎて気づかなかった。
押し倒される彼と跨るわたしの
お互いの下半身の位置がいい感じに触れていて。
「 ばか、ちが、…事故だよ事故！！！」
「 はっ、俺はやられるより、…、」
ぐるっと視界が回転する。
何が起こったのか分からないわたしの視界には
色っぽく微笑む彼と白い天井。
わたしの後頭部には
彼の大きな手が添えられていて。
「 やる方が、好きなんだよなァ 」
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なつみ - 鼻血ものです、、ありがとうございます！！ (4月26日 15時) (
レス) id: 409130b438 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品大好きすぎて３週？しました！！！！本当に主人公ちゃんも可愛すぎるし、！！かっちゃんも、勿論可愛い＋色気の無駄遣いでｯｯ！！（褒め言葉）本当に大好きです！！！！！！ (12月10日 10時) (レス) @page34 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
メジロ(プロフ) - 初見です〜 このかっちゃん好きすぎるっっ鼻にティッシュ詰めながら見てます( *˙ཫ˙*)و ｸﾞｯ! (2023年4月23日 14時) (レス) @page13 id: e9d0f0e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 初見です!ちょっとエロいかっちゃんもいいなと思ってた今日この頃なんですけど。いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - いつもおもしろい作品を作ってくださりありがとうございます!いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年6月28日 10時
