EP.▽ ページ22
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▼ 切島side .
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林間合宿ふつかめ。
俺たちはカレーを作ることになった。
んだけど、
「 おいオラてめェなんで料理できんだよ 」
「 はあ？それはこっちのセリフなんですけど！」
俺の目の前には、全学年、全生徒から
" 雄英名物カップル " と呼ばれるふたり。
そんなふたりはテキパキ包丁で玉ねぎを切っていて
お互い言い合うも、一切手元は見ていなかった。
なんだこいつら、推せるな。
なんだこのふたり、最強カップルか？
「 よし、お鍋に入れましょう！！」
「 てめェこっち来んな、切島んとこいろ 」
それはきっと彼女を火に近づけないため。
それに気づいてないんだろうな、
Aは『 あ、切り終わってないじゃん！』
なんて呑気に俺に近づいた。
「 A、頼む、手伝ってくれ！」
ふたりをみるのに夢中になっていて
一切手をつけるのを忘れていた手元の人参。
助けてもらうしかねぇ、
そう思った俺は手伝ってもらうことにした。
いやでも終わってねぇのは、
お前らのせいだよな。(違う)
「 切島聞いて聞いて！！」
隣の彼女は慣れた手つきで人参を切っていく。
ひと段落付くと俺を見つめて、
楽しそうに鼻歌なんか歌いながら俺を呼んだ。
おお、可愛いな。純粋の目が、可愛い。
「 何どうした聞くぞ！！」
「 にへへへ、実はですね！！」
「 おうおう！」
「 未来に向けてスピーチを作ったんです！！」
「 ……よく分かんねぇけど、おお！！すげぇな！」
助けてくれ、未来に向けてのスピーチってなんだ。
人参を切り終わった彼女は包丁を置くと、
自分の手をぐーにしてマイクのように口元にあてる。
なにが始まるんだ、
ちょっと楽しくなってきた俺は彼女の言葉を待った。
「 知ってますか？爆豪勝己はこう見えてツンデレなのです 」
「 笑った顔がとてつもなくわたしの心臓を、
ぎゅんっと彼の虜になるのです 」
わりぃ、まっっっったく分かんねぇ。
そのまま続ける彼女はどこか楽しそうで
可愛いしとりあえずほっとくと、
彼女の後ろからそっと近づく爆豪の姿。
そんな爆豪は額に青筋を浮かせていた。
あー…、終わったな、A。
「 だァかァらァ！！！！！」
「 っ！？！？」
ビクってなったAが面白かった。
「 てめェにスピーチさせねぇつったろうがァ！！」
「 やだ！！！練習してたの！！」
「 来たヤツら全員にてめぇのアホ晒す気かァ！？」
スピーチって、…は？
うちのクラスのカップルは推せる。
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なつみ - 鼻血ものです、、ありがとうございます！！ (4月26日 15時) (
レス) id: 409130b438 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品大好きすぎて３週？しました！！！！本当に主人公ちゃんも可愛すぎるし、！！かっちゃんも、勿論可愛い＋色気の無駄遣いでｯｯ！！（褒め言葉）本当に大好きです！！！！！！ (12月10日 10時) (レス) @page34 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
メジロ(プロフ) - 初見です〜 このかっちゃん好きすぎるっっ鼻にティッシュ詰めながら見てます( *˙ཫ˙*)و ｸﾞｯ! (2023年4月23日 14時) (レス) @page13 id: e9d0f0e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 初見です!ちょっとエロいかっちゃんもいいなと思ってた今日この頃なんですけど。いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - いつもおもしろい作品を作ってくださりありがとうございます!いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年6月28日 10時
