EP.練習 ページ19
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▼ " 爆豪side .
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それはもう、本当に突然だった。
「 付き合ったきっかけはぱんつを見られたことです 」
共有スペースのソファ。
テーブルに頬杖をついた彼女の隣に座ると、
いきなりそんなことを言い出した。
バカに磨きがかかってらァ。
「 それからスカートを捲られたりもしました 」
「 てめェ、さっきっから何言っとんだ 」
「 こう見えて変態スケベ野郎なんです…！」
黙れ。
片手で彼女の頬を掴んで無理矢理こっちを向かせる。
思ったよりもアホ面のこいつに
思わず吹き出しそうになるのを我慢して、
『 はにゃしぇ 』って
言葉にならねぇ言葉を話すこいつがクソ可愛い。
「 いったいなもう！！アホ！」
「 おいオラ、ズボン脱がすぞてめェよ 」
「 切島に言いつけてやるんだから！！」
もう一度、頬を掴んで、
今度はおでこにでこぴんをお見舞いした。
それと同時に目を瞑る彼女が可愛くて、
思わず頬が緩んでしまった。
きっと俺は、こいつにとことん弱い。
手を離せばおでこをさすりながら、
『 馬鹿野郎色気男 』ってぼそっと呟く。
てめェ全部聞こえてっからな。覚えとけ。
なんて思ったのは束の間。
「 時々、笑う彼も大好きなんです 」
「 あ��？」
「 一生、彼について行きます！！！」
そう言うとテーブルに、だんっと手をついて
勢いよく立ち上がる彼女。意味わかんねぇ。
つーか、一生、って、なんだよ。
俺の苗字、もらってくれるってか。
柄にもなく頭の中がごちゃごちゃ。
そんな俺とは反面、
立ち上がった彼女は笑いながら俺の隣の元へ戻ってきた。
「 なーんて、びっくりした？」
いたずらっぽく、にへらあと笑って。
好きなんだよ、その顔が。クソ可愛い。
そうじゃなくて。
「 てめェばかなんじゃねェの、死にてぇのか 」
死ぬほど愛してやんよ。
「 はぁ！？未来のスピーチの練習してたの！」
「 下手くそか！！！てめェはスピーチすんな！！」
「 やだ！！する！したい！！」
「 てめェにさせてたまるかよ！！」
これが本当の話になるのはまた、数年後のお話。
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なつみ - 鼻血ものです、、ありがとうございます！！ (4月26日 15時) (
レス) id: 409130b438 (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - この作品大好きすぎて３週？しました！！！！本当に主人公ちゃんも可愛すぎるし、！！かっちゃんも、勿論可愛い＋色気の無駄遣いでｯｯ！！（褒め言葉）本当に大好きです！！！！！！ (12月10日 10時) (レス) @page34 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
メジロ(プロフ) - 初見です〜 このかっちゃん好きすぎるっっ鼻にティッシュ詰めながら見てます( *˙ཫ˙*)و ｸﾞｯ! (2023年4月23日 14時) (レス) @page13 id: e9d0f0e8d8 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 初見です!ちょっとエロいかっちゃんもいいなと思ってた今日この頃なんですけど。いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - いつもおもしろい作品を作ってくださりありがとうございます!いやぁ､やっぱり推ししか勝たんですね。これからも応援させていただきます。 (2021年8月9日 23時) (レス) id: ab847994e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年6月28日 10時
