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「 んぅ…っ、……腰痛あ!!!!!」
「 んっ、せぇな…… 」
久しぶりの、千冬と一緒の朝。
目を擦りながら身体を起こすも腰が激痛。
犯人は、松野千冬。
隣ですやすや寝顔が可愛い千冬。
こんの、ばああああか。
千冬が寝ていることを確認して、
床に散乱した下着を拾おうと、布団を剥がした時。
「 おっ♡噛み跡とキスマでいっぱい、かわい 」
隣を見ればニヤニヤ笑いながら、
ベッドに肘をついてわたしの胸元をガン見する千冬。
………変態!!!!
「 こっち見んなばか!!!」
「 はあー?昨日すげぇ乱れまくってたのだぁれ? 」
「 し、知らない!!!」
「 昨日は自分から、千冬をちょうだい♡って言えていい子だったのになあ 」
「 もう…っ、だまって、…よ、」
一気に昨日のことが思い出されて、
かぁああ、と頬に熱が集まってくる。
隠すように枕に顔を押し当てて、
ぎゅうう、と強く枕を抱きしめた。
千冬なんか、嫌い。だいっっきらい!!!
「 俺に焦らされてオネダリするAも可愛いけど自分からくださいって言うAも可愛すぎたなあ 」
「 だ、から、黙れぇぇぇ… 」
「 んーでも俺はやっぱり、」
『 俺がたぁくさん焦らして我慢できなくなって
涙目でオネダリしてくるAの方がたまんねぇな 』
語尾にハートがつきそうな声色の千冬。
それと共にじりじりと迫り来る彼に、
嫌な予感がして逃げようとすれば、
それはまあ、簡単に捕まって。
「 な?だから言ってんの、オネダリしろって 」
「 だっ、から、耳はやだぁ…!」
耳元で囁かれる、千冬の低い声。
それと共に素直に身体が反応してしまうのも事実。
布団ごと被さって舌なめずりをする千冬は
どうしたって、わたしには反抗できなくて。
悔しいけど、大人しくしてやる。
「 シよっか、A 」
「 しない!!!!!!学校遅れる!!」
「 うん、シよ 」
本能には抗えない。
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千冬推し! - かっこいい!!!!最後のところとかジーンってする!もうめっちゃ好きい!!!!!! (11月25日 17時) (レス) @page19 id: 2875f094c4 (このIDを非表示/違反報告)
千冬〜 - 4ぬうカッコ良すぎる (11月25日 16時) (レス) @page1 id: 2875f094c4 (このIDを非表示/違反報告)
きい - キュンキュンしました!千冬大好きなんでもう本当に良かった!!!!!!!めちゃドキドキした!!!千冬大好きいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!! (11月24日 9時) (レス) @page13 id: 811719e6bf (このIDを非表示/違反報告)
うさ - めちゃくちゃきゅんきゅんしました…やばいです… (11月21日 20時) (レス) @page20 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
のあ - よかったです千冬くんの可愛いさがもっと可愛い見えて来ましたなんかありがとうございます (2023年4月30日 19時) (レス) @page1 id: fc0f03648c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆた | 作成日時:2021年8月4日 1時