7歳差＿＿＿ 2nd (ページ5)

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翔吾 side

メンバーとのご飯

麻里さんとかえでちゃんを誘おうってなって

俺が先に片付けをしている間に

麻里さんとの電話を終わらせた陣さん

陣｢麻里とかえでが今一緒におるらしくて、二人で行くって～｣

…かえでちゃんに電話したかったのに！

なんて、少し拗ねた自分も

かえでちゃんに会えばどこかへいって

美味しそうに食べる姿や楽しそうに喋る姿を

隣で眺められることや

何気ない話をしながら並んで帰ること

髪を乾かしあったりすることで

幸せが溢れる

俺と同じシャンプーを使い

俺の服に身を包まれたかえでちゃん

どうしようもなく愛おしくて

ぼーっと立ち尽くしていた俺に

｢どうしたの？座らないの？｣

目をくりっとさせ、キョトン顔でこちらを見る

座ったものの、変に緊張して

更には横からの強烈な視線

耐えられなくなった俺は

少しぷっくりとしたピンク色のものに

温もりを落とす

翔吾｢…かえで｣

すぐ逸らされた目をもう一度合わさせたのは

俺が呼んだ君の名で

翔吾｢……いい？｣

うるうるした目の君を

そっと、そっと

愛した

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