貴方 の 虜 . ( 橙 ) 4

エピ ソード 126 ページ12

たかひろ →




西 「 まぁ、実際離れたけどね」






貴 「 それは 、」



罰の悪そうな 顔をして

彼女は 黙り込んだ







西 「 ん、？」

貴 「 ううん 、なんでもない」









隠し事を しているのは
わかった







でも、何を 隠してる ？









貴 「 それより、お腹減ったね」



貴 「 何作ろっか、」








慌てて、話題をかえる貴女に

更に 違和感を覚える









西 「 ねぇ、何隠してるの」


貴 「 、なんのこと 」







しらばっくれて、

キッチンに向かう 彼女を引き止める









西 「 何かあったの 、」


貴 「 ちゃんと、整理してから
話すから」



西 「 でもさ、」


貴 「 大丈夫だから、 ね？」









そうやって、彼女に

丸めこまれて



この話は ない事になった

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