とーきょうまんじえん！！【東京卍リベンジャーズ】

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｢タケミっち、あめつまんねーな｣

｢よし、じゃあ、ヒーローごっこだ！はっかい！｣

｢えぇ…きのうもしたじゃん。おれ、あくやくだし｣





そうです、今武道くんと話しているのは紛れもなく八戒くんです。

いつもなら＿＿＿＿



＿＿＿＿｢たかちゃぁん！｣

＿＿＿＿｢Aせんせいー！みてみて！！｣




ふわふわ天使、八戒きゅんなのですがね

武道くんとか、千冬くんと一緒にいる時は立派な男の子なんですよ！？


少ーーーーしだけ口が悪くて



いやはや、そこも萌だと思いません！？





｢あー！Aせんせい！みーっけ！｣





おおおおおっふ.…！可愛すぎてありがとう。

そして一瞬でふわふわ天使に

oh……武道くんよ、すごいドン引きで八戒くんを見ているやん。

いや、分かるよ？さっきと全然違うからね！？

友達からしてみたら、え？ってなるよね、なるの分かるけど

ちょっと今の顔武道くんに見せたいくらいすごい顔してるよ？？？？




｢ふふっ、見つかっちゃった！2人で何してたの？？？｣

｢ヒーローごっこだよ！おれ、ヒー｣

｢な！はっかい！おれがヒーロー！｣





なにおう！？って2人で喧嘩を始めた頃にやってくる、珍しく龍宮寺先生と手を繋いでる千冬くん。

そして、千冬くん




｢ばじさんがヒーローにきまってんだろ｣




火に油！！！！

とてつもなく引火!!!!




｢ヒーローごっこだっつーの！｣

｢あー？じゃ、ばじさんがヒーロー、おれ、タケミっち、はっかいがしゃていな｣






千冬くんはヒーローをどうしても場地先生以外にはさせたくないらしく絶対譲らない。

どうしようか、止めようかとしていると

龍宮寺先生に、男には男の解決法があんだよとか、漢理論で止められてしまい

万が一怪我をしないように見守る私たち。





｢龍宮寺先生と千冬くんが一緒に手を繋いでいるなんて珍しいですね｣

｢あ？三ツ谷と場地で七夕会の買い出し｣

｢あ！年間行事予定表にそんなこと書いてました…！｣

｢んだよ、お前が一番楽しみにしてそうなのに｣





そう言ってニヤニヤ笑いながら私の頭をグリグリする龍宮寺先生。

でも、痛くないのはこの人が私を一応女として認識してくれているからだろう。

よかった、痛くなくて。






｢しかし、千冬にはマジで困ったわ｣

｢え？どうしてですか？｣

｢場地と今生の別れになるって勘違いしやがって大泣しやがった｣





待ってもう、場地先生今絶対泣いてますやん。

そんな可愛いことされたら泣きますやん。





｢っくし…｣

｢ぎゃー！ばじ！エマとヒナにかけたらゆるさない！｣

｢あ？かけてねぇだろ｣

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