【東京リベンジャーズ】俺の心を離さないあの子が可愛すぎる

09 松野千冬side ページ9

｢と、言うことで！で、で、で、ﾃﾞ-ﾄｯｯｯｯｯ!!!っす！｣

｢おー、頑張れ頑張れ｣

｢俺との温度差激しいっす、場地さん｣

｢俺からしたら…お守りしに行くようなもんだからな｣





待ってそれは……Aちゃん迷子事件発生したりしますか？！





welcome！迷子！！！！








＿＿＿＿わーん！千冬くんんんっ！怖かったよー！！


＿＿＿＿Aちゃん、俺が一生守ってやるよ。






やべぇ。

想像しただけでも可愛すぎだろ。

そして完璧すぎだろ、俺のアプローチ!!!!!






｢お前、マジであいつの事好きなわけ？｣

｢はい、かなり本気で｣

｢物好きだな、ほんとお前｣

｢え！？Aちゃん以上の天使はいませんよ｣

｢真顔でこっち見んな。……俺から見れば、子どもっぽい妹にしか見えねぇから、物好きだって思うんだよ｣








＿＿＿＿場地さんとAちゃんが、小さい頃から一緒にいたのが、2人が仲良すぎるくらい仲良いのが



伝わって、俺は焦った。



場地さんのあんな優しい顔は、猫以外で初めて見た。





＿＿＿＿ん？待てよ、なら、Aちゃんはネコなのか？






猫と一緒だもんな？？？


うん、一緒です、もんね？？？





＿＿＿＿｢千冬くんの、猫だにゃんっ！｣





あ、神様


いや、俺の妄想力ありがとうございます。


可愛すぎ!!!!!!!!


ｸｯｯｯｯｯｿ……天使……！






｢へくしょいっ！｣

｢Aー、風邪？｣

｢んー、ムズムズするだけ！｣

｢明日デートなんだから風邪ひいたら松野くん可哀想だよ？？｣






よし、俺の妄想力に感謝したことだし

場地さんに大天使Aちゃんの好みの服装でも聞きますか!!!!!

これを聞きに来たんだ俺は！！！





｢千冬、鼻血｣

｢ｽﾞ、ｽﾞﾝﾏｾﾞﾝ……｣





先ずは焦らず鼻血処理。

そして聞く。



Aちゃんの好みの服!!!!!







｢ぞれででずね……Aちゃんの好みの服は……！｣


｢ニット｣


｢え？｣


｢あいつは、白ニット｣





待ってくださいよ、場地さん。


俺の為の……好みじゃないすか!!!!!


でもごめんなさい場地さん。


今時期に着たら、俺、倒れます。







｢暑い季節に片足突っ込もうって時に……ニットは着れねぇっす……!!!｣

｢……じゃ、なんでもいいーんじゃね？｣







場地さぁぁぁぁぁんっ！


俺の初恋がかかってるのに……!!!








｢Aは、服装でテメェを見る女じゃねぇよ｣








やっぱ、場地さんて……カッコよすぎだろ。

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