【東京リベンジャーズ】俺の心を離さないあの子が可愛すぎる

11 松野千冬side ページ11

｢千冬くん。なんだねアレは｣


｢なん、だろうなぁー｣




現在時刻12:00



お昼ということで安いファミレスに入る。


タケミっちとヒナちゃんが隣同士座ったということは、必然的に俺はAちゃんの隣をゲッツ……じゃなくて



ゲットしたということで舞い上がっていた俺をぶん殴りたい。




｢武道くん、ヒナもそれ食べたいなぁ｣

｢ﾌﾍｯ!?は、半分こする？！｣

｢アーンってして？｣




俺らは何を見せられているのでしょうか。


マイエンジェル、ご立腹すぎて

ダークエンジェルになっております。

眉間にシワが寄ってるAちゃんも可愛いから俺得ではあるけど！！！！






｢ﾋﾅｻﾝ｣

｢？どーしたの？A｣

｢私のも、アーンするの！！！！！｣





え？あ、そっち！？

俺はてっきり、リア充爆発すればいいのにって思ってると思ったのに。

まさかのヒナちゃんにアーンしたい願望というか

ヒナちゃんを取られた怒りだったとは




｢ふふふ、あーんっ｣

｢花垣武道くん｣

｢ﾊ､ﾊｲｯ｣

｢君は私のライバルだ！｣

｢急に！？｣




あー、羨ましい。

俺にも、あんぐらい行為寄せて欲しい

アーンしてぇし

されてぇし

俺が場地さんと楽しくしてたって

きっと、なんとも思わねぇんだろうしなぁ。



あ、そう考え始めたら悲しくなってきた。





｢デートとかアイツ許せねぇ!!｣

｢げっ、こらマイキー！！声デケェよ！｣





後ろから聞き馴染みのある声が2つ。

目の前のリア充はとても驚いた顔をしてるし

マイキーってはっきり聞こえちまったし







｢何してんすか……！マイキーくん、場地さん……！｣







｢ﾁｯ。てめぇのせいでバレただろうが。だから嫌だったんだよ。てめぇ連れてくんの｣

｢あー？俺がいなかったらお前、交番のおっちゃんからずーっと解放されなかったくせに｣

｢んだとゴラ。表出ろや｣

｢上等だよ表行くぞ場地｣








なんでいるんすかとか

色んな気持ちはあるけど

まずは、この喧嘩を止めねぇとやべぇ。



タケミっちはダメだ。

好きな女の前で殴られる姿を見られるのは


日常かも知んねぇけど、ダサすぎてカッコ悪ぃってなったら困るし




それは俺もなんですけどね！？！



2人に勝てるわけねぇ



う、ごめんよ、Aちゃん。


俺はきっと殴られるけど、嫌いに＿＿＿＿








｢うるさーーーーーーーい！圭介くん！万次郎くん！！人の迷惑考えて！！！！｣


｢｢は、はい……｣｣









やっぱり、Aちゃん最高すぎ。

何それ、かっけぇ。

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