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番外編 fall in…? 2 ページ31

「入学して初めて彼女を見たとき、すごく心が惹かれました。みんなが新しい環境で浮つく中、Aちゃんだけはしっかり地に足がついていて、全然周りとは雰囲気が違ったんです。」
「うん、もともと落ち着いてるししっかり者だよね。」
「そんな一際目を惹くオーラを持っていて美人だから声をかける人はたくさんいたのに、なんていうか、人間関係を全て放棄しようとしているような塩対応で。話しかけないでと言わんばかりの。」
「ははっ、Aちゃんらしいね。」

舞子さんは昔のことを懐かしむように笑いながら言葉を紡ぐ。

「私は1人になるのが怖くて声をかけてくれた子たちとなんとなく一緒にいたけど、孤立して時折嫌な噂を流されても飄々としてるAちゃんがすごくカッコよくて、私もあんな風に、1人でも強く歩けるようになりたいと思いました。」
「うん。」
「だから頑張ってAちゃんに話しかけました。最初は適当にあしらわれてたんですけど、私を追い払うのを諦めたのか一緒にいることを許してくれました。」

いや、仕方がないんじゃないか、Aちゃんは単純にコミュ力低めだから…とは言わないでうんうんと相槌だけ打つ。

「一緒にいてわかりました。無口だけど本当はたくさん考えていて、とても思いやりがあるんです。我慢強くて芯があるんです。私を守るために自分が傷つく方を選んだこともあります。Aちゃんは、私の憧れの人なんです。」

私はAちゃんみたいな強い子になりたい、と柔らかく笑いながら言う。

「Aちゃんはここにいる皆さんをとても信頼していて尊敬しているのが話していてよくわかります。だから、憧れの人が敬服している方々に一度お会いしてみたかったんです。」

何故か俺がムズムズしてしまうくらいに、舞子さんはAちゃんのことが大好きで尊敬してやまないらしい。

「いや、俺たちそんな立派じゃ…。俺たちもAちゃんのことすげぇ尊敬してるし君の気持ちはすごくわかる。」

すると彼女は俺の目を真っ直ぐに見つめ、可愛らしい印象から一変とても凛々しい表情になった。

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なぁ(プロフ) - 咲良さん» そう言って頂けると嬉しいです。ありがとうございます、楽しみにしています! (2月19日 21時) (レス) id: 14a8b3f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - なぁさん» いえ、とても素敵なテーマです、是非考えさせて下さい。せっかくだし川上さんオンリーからみんな目線も考えてみたいので、短編集などで登場させたいと思います!本当にありがたいお話です! (2月19日 21時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - よくよく考えずとも、お返事頂けた嬉しさで調子に乗っておりました…。いつかの機会に、気が向いたら程度に思ってください。すみませんでした…! (2月19日 17時) (レス) id: 14a8b3f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - 咲良さん» ご検討有難うございます!こちらこそ、図々しくすみません。むしろ、別作品なんて良いのでしょうか??泣いて喜ぶんですが…(;・∀・) (2月19日 13時) (レス) id: 14a8b3f8b0 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - なぁさん» ごめんなさい、前言撤回します。いただいたテーマ、私の文章力では1話にとどめられそうにありません。また別の作品として描かせていただくことは可能ですか? (2月19日 0時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲良 | 作成日時:2018年11月24日 20時

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