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次の日学校に行ったら、多分舞子と同じゼミの子だったと思うんですけど、突然怖い顔して呼び出されました。
呼ばれたのは誰もいない小教室で、入ると舞子を中心に3人くらいの女の子が座ってました。
舞子は泣きそうな顔で俯いてました。
「…舞子から聞いたんだけど、花野さん、援交してるんだって？」
1人に言われて、正直背筋凍りました。
「あー…、舞子、みんなに話しちゃったの？」
「違うの！あの、私どうしてもAちゃんの役に立ちたくて、相談されてすごく嬉しかったの！でも、私1人じゃ全然何も良い言葉返せなくて、みんなになんて言ってあげたらいいかなって聞いてみたの！そしたら、あの……」
舞子は泣きだしました。
あー、そうかあたしが甘かった。舞子はこういう子だった。世間知らずで真っ直ぐな。
「あのさ、舞子にはそうゆう話しないでくれない？」
「花野さんだってわかるよね。舞子、人が悩んでたら自分のことみたいに追い詰めちゃうの。」
「正直花野さんが舞子のそばにいたら悪影響だわ。」
「みんな、違うよ、Aちゃんはそんなじゃなくて…」
泣きながらあたしを擁護しようとする舞子と、高校生かよって言いたくなるほど協調性の強い彼女たちをみて笑っちゃいました。
「ははは、わかったわかった。もう舞子には近づかないから。」
でもちょっとだけ、あたしも仕返ししたくなりました。
「あ、あと舞子、最後に伝えておくけど、昨日あたし啓太と寝ちゃったんだ。ごめんね、でもあの人とはもう付き合わないほうがいいよ。じゃあね。」
「ちょっ…最低！！」
「舞子もう絶対関わるのやめなよ！」
「これだから地方の公立出身嫌なの！」
振り向いて教室を出ましたが、一瞬見えた舞子の顔が忘れられません。
でも、あんないい子と最低な啓太を付き合わせておくにはいかないから。
舞子は善意で、あたしを陥れるつもりなんてなかったのはわかってます。あたしは、悪意を持って彼女を傷つけました。
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サイゼの店長 - アチス慶應出てきてワロタ (2019年12月12日 21時) (
レス) id: 5cb23e661f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - marikaさん» ありがとうございます！皆様の応援のおかげです。やはり50話でおさまらなかったのでまた新しく続けます。これからもよろしくお願いします！ (2018年11月15日 6時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)
marika(プロフ) - 赤星おめでとうございます！ (2018年11月14日 23時) (レス) id: 8a3ac12b6a (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - かたつむりんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると頑張れます！助言もありがたいです。とりあえず、お話の完結に向けて進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします！ (2018年10月27日 0時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - 咲良さん» 読みますよ！生まれ変わっても読みます！私はいっぱい出てきた方がQKの中にいるって錯覚できるので好きです。無理にあと10話で収めようとか考えずにのびのび書くのがいいと思いますすよ！(何様って感じですが) (2018年10月26日 20時) (レス) id: f9fd282caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2018年10月4日 0時
