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「ふくらさん、今まで百人一首の企画とかってありましたか？」
「そういえばないねぇ。」
「何か面白くできないかなぁ。」
ふくらさんは「へへへっ」と特徴的な笑い方をする。この笑い方かわいい。
「いやー、AちゃんももうすっかりQuizKnockの立派なライターですねぇ。」
「いえ、まだまだですよ。みててください。いつかふくらさんの席奪って花野Pとかになってるかもしれませんから。」
「Aちゃんやりかねないよね…。真顔で冗談なのか本気なのかわかんないこと言うところ河村とそっくりだわ。」
本当に優しいお兄さんみたいな感じでふくらさんと話してると落ち着く。
ちらりと川上さんの方を見ると伊沢さんと何やら楽しそうに話している様子で、須貝さんと山本さんとこうちゃんで盛り上がっていて、河村さんは1人で何かに没頭している模様。
「今日も賑やかですね。」
「はは、そうだねー。基本的に須貝さんの声しか聞こえないよねー。」
「そうですね、声デカイですよね…」
ふくらさんと話していると
「みんなこのあと暇ー？」
と伊沢さんが立ち上がった。
「俺何にもないよ」
ふくらさんがそう返事すれば次々にみんな「俺も」と返す。
「Aちゃんは？」
「あたしも何もないですよ。」
「よし、じゃあ酒の買い出し行ってAちゃんの歓迎会しよう。まだやってなかったし。」
「おー、いいね！やろー！」
あたしは驚いて固まる。
「Aちゃんどうした？」
「固まってるぞー。」
河村さんと須貝さんに声をかけられてハッとする。
「あ…すみません…。歓迎会とかそういうのやってもらったことないからびっくりしちゃって…ありがとうございます。嬉しいです。」
そういうと逆にみんながあたしを見て固まる。
視線が集まり困惑した。
え、あたし何か変なこと言った？
「いや…それはAさん反則だわ」
川上さんがいうとみんなも頷く。
「Aちゃん尊いー」
「そういうところかわいいわー」
お兄さん達にわしゃわしゃ頭を撫でられて戸惑いを感じたが、可愛がられていることはわかった。(乱れた髪はふくらさんが直してくれました)
サークルもやってないし大学生だというのにちゃんと飲み会に参加した経験があまりない。
ゼミの飲み会とか舞子に誘われたのなら何回かあるけど、正直楽しくないしできることならその時間を別なことに当てたいとすら思っていた、そんなこじらせ東大女子のあたし。
でも今回のお誘いは素直に嬉しいです。
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サイゼの店長 - アチス慶應出てきてワロタ (2019年12月12日 21時) (
レス) id: 5cb23e661f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - marikaさん» ありがとうございます！皆様の応援のおかげです。やはり50話でおさまらなかったのでまた新しく続けます。これからもよろしくお願いします！ (2018年11月15日 6時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)
marika(プロフ) - 赤星おめでとうございます！ (2018年11月14日 23時) (レス) id: 8a3ac12b6a (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - かたつむりんさん» ありがとうございます！そう言っていただけると頑張れます！助言もありがたいです。とりあえず、お話の完結に向けて進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします！ (2018年10月27日 0時) (レス) id: e819abafbc (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - 咲良さん» 読みますよ！生まれ変わっても読みます！私はいっぱい出てきた方がQKの中にいるって錯覚できるので好きです。無理にあと10話で収めようとか考えずにのびのび書くのがいいと思いますすよ！(何様って感じですが) (2018年10月26日 20時) (レス) id: f9fd282caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2018年10月4日 0時
