日高くんとの日常 (ページ3)

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光「…好きだよ」
『…！』
光「Aちゃん…」
『………さい』
光「え」
『ふざけないでください！
期待させるようなことしないでください！
からかってるなら、もうやめて…』

私は少し強めにそう言った
もちろん全部本音だ
少し前から私は日高さんに惹かれ始めていた
………認めたくは無いけど
不意に見せる優しさに、時折見せる可愛らしい笑顔に、私だけに向けて欲しい
いつからかそう願うようになった
日高さんはすごく優しい
きっとみんなにしてるはず
私の言葉に若干俯いている日高さん
あぁ、これで終わるんだ
案外あっさりだったなぁ

『日高さ「本気だよ｣え？』
光「本気だよ
Aちゃんのこと
からかったことなんて一度も無い」
『え、でもいつもナンパみたいに声かけてきてたし…』
光「そんな風に思われてたんだ…w
もちろん嘘なんて一言も言って無いからね？」
『…夢じゃ無いですか？』
光「ふはっ。夢なわけねぇよ
全部現実です」

私の頭の中は未だ混乱状態
急に日高さんの顔が真剣なものに変わる

光「Aちゃん」
『…はい』
光｢好きです
俺の彼女になってください」
『はい…！』

私たちはゆっくりと口づけを交わした