検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:143,171 hit

危ないよ ページ3

部屋に入ると、汗を流して荒い息をする女の子がいた。




理があわてて駆け寄ると、




「誰ですか、、?」



と少女が言った





井「あ、井口理っていいます!」





うん、まあそういうことなんだけど、そうじゃないんだよな。






「すみません、鞄から薬を取ってもらっていいですか?」




随分と冷静な子だな。慣れてるのか




俺が鞄から薬を取って渡すと、理が水を買ってきて飲ませてあげた。




落ち着いてきた彼女は、改めて俺たちに向き合うと、深く頭を下げて




「本当に助かりました、ありがとうございます」



と掠れた声で言った。




井「どうしてそんな声になってまで練習してるの?」




「3日後にオーディションがあるんです。」





新「じゃあ、尚更練習休まないと喉悪化しちゃうんじゃない?」



「…たしかに」




井「ね、だから今日はもう帰ろう?家まで送っていくから!」




理がいつも以上に優しい口調で話しかけている。




「あ、そこは大丈夫です、私ここで寝るので!」





all「「え?」」



勢「どういうこと!?」



「ホテル代が浮くから、?」



新「ホテル?!」



「はい。私、もともと田舎のおばあちゃんと2人暮らししてたんですけど、歌が歌いたくて上京してきて」



「特に身寄りも無いので近くの安いカプセルホテルにずっと泊まってて」




「でもホテルに泊まるのは時々ですよ?基本的にこのレッスン室にいます!だって…、、あれ?皆さん?」




俺たち全員唖然として固まっていると、異変に気付いた少女。





常「…ちなみにさ、お嬢ちゃんいくつ?」





「高校2年生です!」





常「そりゃぁ、、」




all「「危ないよ」」






「へ?」







井「そうだ、いいこと考えた」









井「俺と和輝の家さ、一部屋楽器置いてるとこ開けてそこに入れてあげようよ!」

預かり保育→←ひっでえ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (183 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
302人がお気に入り
設定タグ:kinggnu
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ももも(プロフ) - 理奈さん» とても素敵なリクエストをありがとうございます!続編にて書かせていただきますね!!続編もぜひぜひよろしくお願いします! (2021年1月9日 23時) (レス) id: 5877ed79d0 (このIDを非表示/違反報告)
理奈(プロフ) - 桃太郎さん。リクエスト良いですか、ヌーの密着ドキュメントみたいな感じなのが、見てみたいです。あと、出来たら、ペリメトさん達との絡みもみたいです。皆んなに可愛がられてる感じをお願いしたいです。 (2021年1月9日 8時) (レス) id: 51b4d0b4c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続きが読めて嬉しいです!大変だとは思いますが、応援しています。楽しみです! (2021年1月8日 2時) (レス) id: c22ea91260 (このIDを非表示/違反報告)
ももも(プロフ) - 理奈さん» ありがとうございます!!お待たせしました、、笑コメントしていただけて嬉しいです!!  (2021年1月8日 2時) (レス) id: 5877ed79d0 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 続き!!嬉しい!!!! (2021年1月1日 18時) (レス) id: 681d789248 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃太郎 | 作成日時:2020年1月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。