おじさん、大好き！！【kinggnu】

記憶 ページ13

新井side






井「おーいこっちにもおいで〜？」



いつもの冗談っぽく理が言うと、案外素直に胸に飛び込んで行ったA。




理も自分から言ったものの超驚いている




「理ちゃん…」




井「ん？」





「理ちゃんって、、私のお父さんに会ったことあるんだよね、」





そう、これを知ったのは先日のこと。





みんなでAの両親の命日に、写真を見ながら「お母さん似だ」とか話してたとき





井「Aのお父さん、、名前、ひ、、弘泰さん？」




「なんで知ってるの、？」




井「弘泰さん、、俺が中学生の時お世話になってたんだ」





って、意外な繋がりが見つかった。




そして今







井「うん、会ったことあるよ」




「お父さん、良い人だよね？」




井「うん、めちゃくちゃ良い人だよ」





「すっごく優しいよね？」




井「すっっごく優しいよ」




「そっか、よかった！」






少しずつ、、忘れかけてるのか。






まあそうだよなぁ






「ね、理ちゃん、和くん」





新「うん？」


井「んー？」




「今日3人で一緒に寝ない？」




井「え！良いよ！よろしければ僕と2人きr…」




新「うん、3人で寝よう」




「ほんと？お泊まり会だ！！」




その夜は3人で一枚の布団に入って眠った。








あったかいおかげか、なんだか久々にぐっすり眠れた気がした

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