78 side Nissy ページ28
華音のピアノはリビングの隣の部屋にある。
楽しそうな笑い声とバリエーション豊かな
キラキラ星が家の中に響き渡る。
母「るりちゃん、すごい。
ねえ、ちょっとだけ、見に行ってみよう。」
姉「うん!」
西「俺も!」
そう言って俺達はピアノ部屋に近づき、
そっと、少しだけドアを開けた。
そこには、さっきの暗い顔の華音じゃなくて、
楽しそうにメロディを弾く華音。
その隣にはまた、見たことのない笑顔を見せる速水がいた。
「先生の言うことを、ちゃんと聞いて、
沢山ピアノに触って仲良くなってね。」
華音「わかった!
ねぇ、お姉ちゃん、他にもたくさん弾ける?
かのん、聴いてみたい曲があるんだ。」
「うーん、なんだろ?
私の知ってる曲かな?」
華音「カノン!
私と同じ名前の曲があるんでしょ?」
「パッヘルベルのカノンのことかな?」
華音「弾いてほしい!」
「久々に弾くから、
間違えちゃったらごめんね。」
そう言って速水は、
椅子に座り直し、
目を閉じて深呼吸した。
目を開けた速水はいつもの速水じゃなかった。
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リリィ(プロフ) - オーバーさん» いつもありがとうございます!このあとも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - kiymik0919さん» 最高だなんて、嬉しすぎますっ!続きも書き始めたので、そちらもよろしければ読んでやってください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - nnnさん» 好きすぎるなんて、ありがとうございます!すごく嬉しいです☆このあとも楽しんでいただけたら嬉しいです! (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - dencha1130さん» コメントありがとうございます☆すごく嬉しいです!続編も書き始めたのでそちらも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - もうヤバい!!サイコーです!! (2018年3月26日 14時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリィ | 作成日時:2018年3月13日 1時