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その瞬間、
私は西島さんの視線に囚われる。
西「メガネ、かわいい。
髪もいつもと違う。かわいい。」
私の髪を指に絡めて、
小さく笑みを浮かべる。
「なななななに言ってるんですか!?
酔ってます?」
心臓が猛スピードで動き始める。
西「酔うほど飲んでない。」
とテーブルの上に置かれた缶を目で示す。
そこには、空いた缶が3本。
西「さっき、速水のこと、
かわいいって言ってたスタッフ、
いっぱいいたよ?
囲まれてたじゃん。」
私の髪をくるくると指に巻き付けながら、
下から私を見つめる西島さん。
何とか、声を絞りだす私。
「…もう何言ってるんですか?
あれはみんな、
お酒のせいで誤解してるんです。
私がかわいいわけ、
ないじゃないですか。
かわいいっていうのは、実彩子さんとか、
千晃さんみたいな人のことを言うんですっ!
明日早いんだから、もう寝てください。」
西「はーい。
でもね、
速水は、かわいい…よ。」
やっと私の手を離した西島さん。
そのままベッドに横になってしまう。
「あ、髪の毛、ちゃんと乾かしてっ…て、
うそ、寝てる?」
すぅすぅと寝息を立ててる、西島さん。
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リリィ(プロフ) - オーバーさん» いつもありがとうございます!このあとも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - kiymik0919さん» 最高だなんて、嬉しすぎますっ!続きも書き始めたので、そちらもよろしければ読んでやってください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - nnnさん» 好きすぎるなんて、ありがとうございます!すごく嬉しいです☆このあとも楽しんでいただけたら嬉しいです! (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - dencha1130さん» コメントありがとうございます☆すごく嬉しいです!続編も書き始めたのでそちらも楽しんでください☆ (2018年3月27日 20時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - もうヤバい!!サイコーです!! (2018年3月26日 14時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリィ | 作成日時:2018年3月13日 1時