大好きな人は。2

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西「ふはっ！真っ赤じゃん！たこみたい。」


「や、あのっ、えっ…。とりあえず、服を何か…。」


西「はいはい。」


そう言った西島さんは、一旦部屋の奥に行って
Tシャツを来て戻ってきた。


西「これでいい？」


コクコクと頷く私に、


西「たこじゃなくなったら、きつつき？」


口元を手で覆って笑ってる。


「あのっ。
西島さん、これ、栄養ドリンクです。
疲れてるって言ってたから、
飲んで寝てください…ってお酒の匂いする…。」



西島さんはありがと、と言いながら
コンビニの袋を受け取る。


西島さんは、
昨日と同じようにベッドの端に座って、


西「何となく飲みたい気分だったの。」


「やっぱり、なんかあったんじゃないんてすか？

疲れただけって…。」


と私が言うと、


西「疲れてるのは本当。」


「それはそうですけどね…、」


冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して、
西島さんに渡す。


「はい。もう、お水にしてください。」


水を受け取るのかと思ったら、
西島さんの手は、
私の腕を掴んだ。


「…！！

西…島さん？」


私の手からペットボトルが落ちる。


西島さんは反対の手で、
私の頬に触れる。

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