◎ ページ34
＿
翌日もバイトを入れていたので、
今にも閉じそうな目を無理やりこじ開ける。
＿「あ、Aちゃん!これね、昨日渡すの忘れてたんだけど......。お水零しちゃったお客さんから」
「.........?......ありがとうございます」
折りたたまれた紙を開けると、
綺麗な字で
【今日はお水、零してしまいすみませんでした。
風邪には気をつけてください。では、また。】
そう書かれていた。
律儀な人。
今日も来てくれるかな、?
・
閉店2時間前、まだあの人は来ない。
ラストオーダーまでは1時間をもう切った。
すると強めに開かれたドア、
外にはあの人が息を切らして立っていた
「いらっしゃいませ.....!」
「あ、昨日の.....。すんませんでした、ほんま」
「いえいえ、私がこぼしちゃったんで!」
「わざわざメッセージまでありがとうございました」
「お名前、お聞きしても....?」
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アめ(プロフ) - 牡丹杏。さん» そうなんですね！名字が被ってるとお話にも気分を乗せやすいですよね笑 (2018年9月27日 21時) (
レス) id: 9a27934d59 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹杏。(プロフ) - 加賀美って苗字、名前と被りましたww (2018年9月27日 19時) (レス) id: 48235b53b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アめ x他1人 | 作成日時：2018年9月27日 19時
