【na･po･li】ナポリの始末屋たち (ページ5)

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「で、これが今回の相手や」

全員が集まった頃
すぎるが話を始める

「ずいぶん若い男の子だね」

「んー、せやな」

「hacchiと同じくらいじゃない？」

「ちょっと顔も似て見えません？俺だけ？」

まぁ真面目に話が進むことはそうそうない

だいたいがおふざけ入ったり
だいたいが脱線したり
だいたいがすんなり進まない

そしてshu3は対象が男性だと嫌がる

「男かぁ…」

「始まったshu3の拗ね」

「だってAがいかないとダメじゃないすか〜」

対象が男性だと早く終われるけれど
終われる分私が動く

うちらの対象はほぼ男だからそんな言ってても意味ないのに

「Aが良いならいいんじゃない？」

「蘭たんの言う通り、私はみんなの役に立てるなら良い」

困ったように頭を搔くすぎると
静かに首を振るhacchiと
悲しそうな顔をするshu3

私は私を守るよりみんなの役に立ちたい