35ー旅行その11−2日目 ページ35
しばらくして運ばれてきたケーキはショートケーキではなかった
プレートの上にショートケーキが2つ、さらにたくさんのカラフルな果物で飾り付けられており
"Happy Wedding takahiro&A”
と書かれている
A「うわぁ〜」
嬉しそうにプレートに釘つけになるA
西島君もここまですごいのが来るとは知らなくて驚いていた
たくさん果物が乗っている中でもいちご率が非常に高い
ハートがすべていちごでできている
A「いちご、いちご」
隆弘「俺のハートを召し上がれ」
A「なくなっちゃうよ?」
隆弘「無くなったらここにあるからいつでもプレゼントします」
そういって自分の胸を押さえる西島君
A「じゃ、遠慮なく」
隆弘「召し上がれ」
西島君と食べながらトークをする
A「メンバーの誕生日とか祝うんですか?」
隆弘「なんで急に敬語wまぁ、祝いますよ」
A「そうですよねープレゼントしてますもんね」
隆弘「なに?急に嫉妬!?」
A「いやいや、たかくんが他の女性にプレゼントしていると思ったら急に」
隆弘「やべぇ〜、抱きたい!」
A「いやいや、それ、語弊がありすぎるよ」
隆弘「俺の奥さんすっごいやきもち焼きです」
A「ダメでしょうか?」
隆弘「いや、もっと俺だけのことを考えてください。妬いてください」
お惚気トーク全開だ。
ケーキも食べ進めていると外が騒がしくなった
がやがや男性の叫び声が聞こえてきた
怖く感じて西島君の腕を掴む
隆弘「大丈夫」
Aの背中をずっとさする隆弘
少しすると男性の声もなくなり静かさが戻った
しばらくして店員が謝りに来た
どうやら、他にも女性の韓国アイドルがココを利用していて暴走したファンの行動だったようだ
隆弘「こえぇ・・・・」
A「プライベートまで追い回されるなんて」
韓国の芸能人の苦悩の一片に触れたようなきがした。
ケーキも食べ終わってお酒も飲み終わったほどよい酔いに支配されていた
前には綺麗な夜景。
ネオンが光って綺麗だ
そして隣には落ち着かない西島君
さっきからそわそわしている
A「お手洗い?」
隆弘「はっ!?」
A「そわそわしてるから」
指摘すると西島君は咳払いをして深呼吸をして「よしっ」と自分の顔を叩いてAのほうに体を向けた
西島君がこっちを向いたのでAも西島君のほうを見た
視線が合い、酔いもあってふにゃっと笑顔になるA
36ー旅行その12−2日目→←34ー旅行その10−改めてのー
238人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさまる | 作成日時:2016年8月30日 1時