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33ー旅行その9−2日目 ページ33

2日目は西島君の運転で観光地ではなくて少し離れたところで地元の魅力というものを満喫した。
追いかけてくる人も少なくて地元の人たちは優しく接してくれてとても充実した時間を過ごせた。

本当は漢江沿いの店で夜景を見ながらお酒を飲む予定だったのだが予定が狂ってしまったので、ホテルの最上階のバーで飲むことにした。

A「私、あまりお酒飲めないんだけど」

隆弘「いや、そんな飲み放題じゃないんだからw」

A「そっか!」

いったい何杯飲むつもりだったのだろう。

隆弘「明日は帰る日だし二日酔いにならない程度にね」

A「そうだね」

ホテルの最上かにいあるバー。
2店あるのだけど、1つは誰でも利用できる店舗でもう1つは宿泊客しか利用できない完全個室のバーになっている
利用するのはもちろん個室のほうでエレベーターに乗っていく。
受付をすませて案内された個室に入ると夜景がすっごく綺麗に見える
一面ガラスで開放感があり、間接照明で雰囲気もよかった

A「すごーい」

隆弘「ほんとうだね。せっかくだから少しカメラ回すよ?」

A「はーい」

隆弘「でも、その前に」

カメラの電源を入れる前に西島君はAの頬に手をあてると触れるだけのキスをした

隆弘「これで頑張れる」

満足そうにカメラに手を伸ばす西島君

A「私も頑張れそう///」

いつもなら笑顔を見せるだけなのだけど雰囲気もあって思っていることを口に出してみた
西島君の手が止まり、Aを抱きしめた

隆弘「なんでそんなこといっちゃうのかなぁ」

A「え・・・・」

隆弘「カメラ回さないで2人の空間にしたくなるじゃん」

A「な、な、なに言ってるの〜!!ニッシーのファンが寂しがるよ〜」

隆弘「なぁ、Aわかってるの?いつもニッシーのファンって言ってくれるけどAのファンもたくさん居るんだよ。AAAのメンバーだってAのこと好きだし、韓国に来てからも男のファンがどれだけいたと思ってるの!?」

A「・・・・あ・・・・」

隆弘「カメラ持ったやつからAを守ろうとどれだけ動いたか」

ぎゅっと抱きしめる西島君

A「たか君もヤキモチやくんだね」

隆弘「俺、すげぇやくよ?」

抱きしめてなかなか離さない西島君
仕舞いには「カメラ回さなくてもいいか」なんていいはじめた

A「それはだめだからw」

なんとか西島君を説得してカメラを回し始めた

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:うさまる | 作成日時:2016年8月30日 1時

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