3−出会いー ページ3
A「私、今日結婚するらしいんですよ。その旦那様にかっこいいところを少しでも見せたいじゃないですか。」
西島「wwそうですか。じゃ、僕も付き合います」
A「本当!?なんかえーっと西島さんが一緒だったら飲めるようになりそうな気がします」
西島くんは少し焦った。
もしかして西島隆弘ってことがAにばれているんじゃないかと。
西島「僕の名前なんで知ってるんですか?」
A「名札付いてるじゃないですか」
なんというミラクル!!
さっき借りたカフェの店員さんの名前も西島さんで一緒の苗字だったのだ。
A「でも西島さんって西島隆弘さんに似てますよね。あっ、わかります?AAAの」
西島君は自分の名前がでてきたことに再び驚いた
西島「よく言われるんですよ〜」
A「それは素敵ですね」
西島「西島君のことどう思いますか?」
西島君は思い切ってぶっこんだ質問をしてみた
A「素敵ですね。歌も歌えて俳優もしている。しかもすべてきちんとこなしているじゃないですか。裏に相当な努力があるんだろうなぁと考えたら尊敬ですよね」
躊躇することなく答えたAに思わず顔を隠す西島君
A「西島君のこと思い出したらコーヒーも飲めるような気がしてきた」
そういうと砂糖も何も加えずに口に含んだ
西島「え・・・・」
コーヒー飲めないとか良いながらブラックコーヒーのんでるよ?
A「うげぇ・・・・」
案の定、まずいというA
西島「入れないの?」
そういって砂糖を差し出す西島をきょとんと見つめるA
もしかして・・・・この子、常識が欠けている!?
たしかにAといえば子供の頃からずーっと女優だけど箱入りすぎだろ
やばい、やばい・・・
西島「砂糖入れないと甘くならないよ?」
A「や、やだなぁ、そんなことわかってるよ」
といいながらも視線が定まっていない。
わかってなかったよね。
そして砂糖をスプーン5杯も入れたよ?
カップの底に砂糖残って溶けきらないよね。
西島「・・・・・・どう?」
A「コーヒーの苦さと砂糖のじょりじょりが別れてくるー」
甘くならないコーヒーに苦戦するA
旦那様は目の前にいますよ?
早く、本人と気がついてくれないかなぁと西島君
A「そうだ!ちょっとまってて」
そういい残して走ってどこかに行ってしまったA
西島「これ、放送できますかね?」
不安になる西島君だった
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作者名:うさまる | 作成日時:2016年8月30日 1時