検索窓
今日:14 hit、昨日:2 hit、合計:312,025 hit

18−差し入れー ページ18

西島君がコーヒーとかかれた容器を開けてみるとそこには果物の蜜漬けが入っていた。
まさかの缶詰。

A「びっくりするでしょ?私も最初は覚悟を決めてコーヒーでも飲んでみせるって思ったら果物なんだもん。ファンのブラックジョーク半端ないよね」

ファンからのブラックな贈り物に西島君は苦笑い。


A「今日は何をするの?」

隆弘「西島プレゼンツAAAツアーです!」

AAAツアーってなんというすばらしい響き!!

隆弘「ってのは嘘で俺が忘れ物したから取りにいくだけなんだけどね」

あからさまに落ち込むA

隆弘「真司朗とチアキは居ると思うけど」

ちーちゃん☆
Aは元気になった
反対に西島君が落ち込んだ

隆弘「俺が居るのにチアキの方がいいの?」

ドアからでようとしたとき急に腕を伸ばしてきて通せんぼのような状態になってしまった
顔が思ったよりも近くにある

隆弘「ねぇ、A?」

こんなにも近くで囁かれたら誰が相手でも西島君の勝ちに決まってる

A「いわなきゃダメ?」

と思いきや?
西島君の洋服のすそを握って上目遣いをするA

隆弘「もう、だめ、降参」

そういって離れていく西島君

隆弘「その顔ダメ。他の人に見せたら絶対にダメだからね」

A「はーい」

確信犯A
困ったときはどうすれば良いか何年も芸能界に居れば自然とわかってくる
西島君の扱いも少しづつなれてきたようだ。

もう頭の中はチアキでいっぱいだ。
そのせいで周りが見えていなかった
ドアからでようとしたら戸が閉まって危うく顔面強打するところだった

隆弘「・・・・・・充電させて」

後ろからきつく抱きしめられて内心パニックだ。
どうすればいいのだろう?
充電って何をすればいいの?
直立不動なAをいいことに西島君は耳たぶをあまがみしてきた

Aのからだがビクッと動いた

隆弘「俺のこと意外考えちゃダメだからね」

囁くとぱっと離れた西島君。

そう、西島君は気がついていたのだ。
Aが演技だったこともまだ他の人のことを考えていたことも。

A「だってチアキちゃんにあえるんだもん」

隆弘「真司朗じゃないの!?」

ただ、思い浮かべている人を勘違いしてるけどw
女性にも嫉妬してしまう西島氏。
もうAの魅力に嵌ってしまったのかな?

19−待機ー→←17−3回目の撮影日ー



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
238人がお気に入り
設定タグ:西島隆弘 , 結婚しました , 芸能人   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うさまる | 作成日時:2016年8月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。