AAA Days シーズン２ (ページ31)

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撮影エピソードその７

さやかと樹が結ばれた次の日の朝のシーンのお話

ベッドの中で撮影が始まるのを待っています。
目の前には岩ちゃんが居るのだけど、上半身裸で目のやり場に困ります
可愛い顔しているのに腹筋は割れてて、そのギャップがすごい・・・・やばい

岩ちゃん「いや、Aちゃんもなかなかだからね」

そういいながら鼻をかく岩ちゃん

Aもショートパンツにキャミソールみたいな肌の露出が多い薄い服が１枚・・・

撮影が始まれば始まったでけっこう恥ずかしいシーンが多くて・・・

ベッドの中で先に目の覚ましたA
ゆっくりと顔を動かして隣で眠っている岩ちゃんをみる

顔、きれいだな・・・

じっとみていたら岩ちゃんもおきてこっちを向いた
Aが居ることを確認すると笑顔になりかすれた声で「おはよう」といった

A「おはよう」

２人ともおきたのを確認するとAは岩ちゃんのほうに、岩ちゃんはAのほうに体ごとむいた
顔の横においていた手に自分の手を重ねると指を絡めた岩ちゃん
それだけでドキドキするのに岩ちゃんのかすれた声がもっとドキドキさせた

A「昨日ね、居酒屋でね食べたつくねがね、しょっぱかったの」

岩ちゃん「ぅん」

A「もう樹の料理じゃないと駄目みたい。樹の作ってくれるごはんが好き」

岩ちゃん「作りがいがあります・・・・・・でもさ」

絡めた手に力がこめられた

岩ちゃん「好きなのは俺の料理だけ？」

甘えたような声で聞いてくる岩ちゃんに本気で恥ずかしくなってシーツを被った

A「そんなの知ってるでしょ？」

シーツの中からいえば岩ちゃんも同じようにシーツに入ってきた

そこで監督からカットがかかった
本当はココはシーツにもぐる予定ではなかった
しかもシーツにもぐってしまえばカメラで写すことが出来ないのだ

だけど監督は今のシーンが凄く気に入ったようでこの続きのお互いで撮影することになった

Aの台詞は岩ちゃんが、岩ちゃんの台詞はAが・・・

まずは岩ちゃんのシーンを撮影することになった。
カメラを持って布団に潜り込む。
レンズを通して岩ちゃんをみる

岩ちゃん「ちゃんといって・・・・」

A「・・・・・・そっちがいってよ」

カメラをじーっとみた岩ちゃんは微笑んで

「好きだよ」

といった。

ただ樹を演じただけなのに自分に言われたみたいで嬉しくて思わず笑顔になった
その笑顔に岩ちゃんもさらに笑顔になった