AAA Days シーズン２ (ページ11)

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ホットロード・・・・・ページ11

あの７００万部を売り上げた名作漫画が実写映画化決定！！
心に闇を抱える主人公をA、不良少年を登坂広臣が演じます

A「臣くん・・・・」

あのいつもいじってくる臣くんと共演する日が来るなんて・・・
毎日がいじられでぇー

クランクインの前に臣くんからラインが届いた。

臣さま

登坂といいます。
このたびは映画ホットロードで共演させていただくことになりました。
演技は初めてなので緊張しますが、Aさんからいいものを盗めるように精進していこうと思っています。

臣さまとは臣くんが勝手にラインに登録してきた名前。
こんなまともなメールを送ってくることもあるんだ。初めての演技で緊張しているのかな？
ココは先輩として支えて・・・

メールの次に送られてきたのは変顔臣くん

A「やっぱり臣くんは臣くんだ・・・」

Aのクランクインは万引きで補導されたシーンからだった。
撮影は湘南。
漫画の設定と同じ場所で撮影をすることになった。
家から少し時間がかかるものの、夜中まで撮影とかではなければ家にかえれる距離だった

初日はスタジオで撮影できる内容だったので都内で撮影。
時間も早めに終わったのでこれから映画の撮影でなかなかあえなくなるにっしーとデートをすることにした。
(またホットロード編が終了後書いていくよ)

そして臣くんがクランクインする日。
公園での撮影が臣くんと初めての撮影になった。
現場に行くとすでに包帯ぐるぐるの臣くん

A「痛々しいね」

臣くん「でしょ！だから優しくしてね」

A「いや、臣くんはそれでも噛み付いてきそうだから無理」

臣くん「・・・・・・ひでぇ」

いつもよりも覇気のない臣くん
やっぱり初めてのことには緊張しているようだ。
ずっと台本をみている

A「まだ台詞覚えてないの？」

臣「いや、完璧。だけどみてないと不安」

A「へぇ、臣くんでも不安になるんだ」

臣くんが台本から顔をあげてこっちをみた

臣「お前みたいに経験ないんだよっ」

A「そうだよ、臣くんは経験無いんだよ。これから作っていくんじゃん。だけどここにいる人たちはスタッフさんも含めて経験豊かな人ばかり。臣くんをフォローするくらいの力はもっているつもりだけど？それに正解は無いんだよ」

少しでも臣くんの気持ちが軽くなった状態で演技ができれば良いと思った。