#ハッピーエンド (ページ11)

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ユウ「いらっしゃいませ。準備は出来ております。」

LIKIYA 「ありがとうございます、今日はよろしくお願いします。」

ユウくんとLIKIYAさんが挨拶をして撮影が始まった。

さっき目が合ったのに逸らされたんだけど…

まぁ仕方ないよね。
付き合ってることみんな知らないし。
私たちが付き合ってることはユウくんとマナしか知らない。
あとお互いの両親。

「(笑ってる…)」

メンバーさんといるとあんな顔するんだ…

私といる時最近は笑わないからとても羨ましく感じた。

それから休憩になって裏に行こうとすると腕を引っ張られた。

「慎？」

慎「…なんでいるの？」

「ユウくんに頼まれて、」

慎「はぁ、」

怒ってる…？
私だって知らなかったのに。

「…」

そんなに私と顔を合わせたくなかったのかな。
この間ネックレスくれたことが嬉しくて調子乗りすぎたかな。

慎「あのさ、「あれ、慎どうした？」」

「あ、」

慎「…なんでもないっす。」

陸「そう？壱馬が呼んでたよ。」

陸さんに呼ばれてみんなの元に戻って行った。
…怪しまれてないよね。

1人になるとなんだか泣きそうになった。

私たちってなんなんだろう。