hot and cold

甘……くなった？ ページ30

「失礼しまーす。」









あれから無事退院。
少しの間自宅でお休みしていた。









そして久しぶりの仕事です。









私が働いてるところは配達もしているから私もたまーに行く。









翔平 「おぉ！千夏ちゃん！」

陣 「めっちゃびっくりしたわ〜、」

「ふふ、ご飯お届けに来ました。」









今日はなんとランペの皆さんにお届けです。
慎は撮影中だからいないみたい。









昴秀 「元気そうでよかった。」

「ありがとう。」

陸 「慎ずっと千夏ちゃんの心配してたもんね〜。」









なにそれ初耳。
ニヤけるよ？←









北人 「今個人の撮影してるから少し見ていったら？」

「いやいや、」

LIKIYA 「スタッフさんたちも知ってるし大丈夫だよ。」









迷ったけどせっかくだから見ていくことに。









ランペもメンバーとスタッフさんたちは私たちのことを知ってる。









壱馬 「すごいやろ？」

「かっこいい…」









私が見ている慎とは違う。
まるで別人だ。









かっこいい…
やっぱり芸能人なんだなあ。









少しだけ遠くに感じた。









撮影が終わって私を見つけて小走りでこっちに来た。









慎 「なんでいるの？」

「ご飯届けに来たの。」

慎 「ふーん、」









ふーんて笑。
まぁ慎らしい反応だけど笑。









慎 「見られてると思わなかった。」

「かっこよかった。」

慎 「…なんか余計なこと考えたでしょ。」

「…」

慎 「千夏が見てる俺が素の俺だから。」

「ふふ、そうだね。」









そう言ってくれて安心できたような気がした。









翔平 「ここだけなんか暑いぞ！」

慎 「うるさいしょへ。」

翔平 「俺先輩な！」









翔平くんと話しながらずっと私の手を握ってる。









…なんか甘くない？
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