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小田 「千夏ちゃんは胸が苦しくなるくらい誰かを欲しいと思ったことある？」
「え？」
仕事が終わって送ると言われたから送って貰うことに。
「そうですね、」
今までの恋愛を思い返してみた。
壱馬じゃない人と付き合ったこともあるけど、
どこか違うというか。
その時はちゃんと好きだったはずなのに
別れる時に言われることは
「お前俺の事好きじゃなさそう。」
結局私が本気で好きになったのは壱馬だけなのかもしれない。
「1人だけかな、」
小田 「そう…それはどんな人？」
「うーん、最初の印象は正直良くなかったです。でも一緒にいるうちにその人のこと知っていって、」
小田 「うん、」
「どうしようもないくらい引き寄せられてました。真剣な顔も、笑ってる顔も好きだった、」
小田 「そっか、」
話終わると小田さんが頬を親指で撫でてた。
小田 「…泣いてる。」
「あれ、私…」
小田 「…それほどその人のことが大好きだったんだね。」
「っ、」
小田 「現在進行形かな？笑。」
図星すぎて何も言えなかった。
結局離れたところで何も変わってない。
ランペを見ないようにしても忘れるわけなんかないし、
好きな気持ちは変わってなかった。
それが今日壱馬と会ったことで気持ちが溢れそうになった。
小田 「ほんとは奪ってやりたいって思ってたよ。」
「え？」
小田 「やっぱり気づいてなかったか笑。俺千夏ちゃんのこと好きだった。」
「…えぇ？！？！」
いきなりカミングアウトされた衝撃の事実。
小田 「でも結婚して、幸せそうな顔みてたらもういいかなって思った。」
「…」
小田 「あ、今はそういうのないからね？笑。」
「あ、はい。」
小田 「だから大切な後輩には幸せになってほしい。2人が過ごした時間は間違いなんかじゃないんだから。」
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ちなつ(プロフ) - みんさん» コメントありがとうございます！次回も頑張ります！ (2020年3月8日 0時) (
レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 今作もとてもとても良かったです！！また次作も楽しみにしています！！ (2020年3月7日 21時) (レス) id: c82e4bd714 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - ちゃなさん» コメントありがとうございます。お楽しみに！これからもよろしくお願いします！ (2020年2月24日 0時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします！ (2020年2月24日 0時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃな(プロフ) - 素敵なお話なので更新がすごく楽しみです！ (2020年2月23日 22時) (レス) id: a33c7c92c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2020年2月21日 20時
