So Good

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まさか帰ってくるとはね…









「よし、」









切り替えないと。
心配をかける訳にはいかない。









家に入ると電気が消えていた。
寝てるよね。
今はその方がいいかも。









一応小さくノックをして壱馬の部屋に入った。









「ただいま、今日もお疲れ。」









壱馬の顔を見たら疲れが飛んでいった気がした。
やっぱり落ち着く。









壱馬 「なんで泣きそうな顔してるん？」

「っ、起きてたの？」

壱馬 「うん。ずっと。」

「起きてるなら言ってよ笑。」

壱馬 「…なんかあったやろ？」









寝てると思ってたのに。
全部見透かしてるような目。
嘘をつけない。









「平気だよ。」

壱馬 「…もっと頼って欲しいんやけど。」

「十分だよ。」

壱馬 「うーん…」

「ほんとにだめだったら言うから。」

壱馬 「そうか？」









ただでさえ忙しいのに私のことで悩ませたくない。
今日だってわざわざ早く起きたって知ってるよ。
だって昨日陸さんと電話してて集合おそくなったと聞いてたんだから。









壱馬 「お腹すいてる？」

「うん、すいてる。」

壱馬 「また作ってん。」

「美味しそー、」

壱馬 「これからは家事も分担しよ。できる時にお互いがするってことで。」

「ふふ、ありがと。」









きっと結婚してなかったらモテるんだろうなあ。
気遣いもできるし、優しいし、かっこいいし。
…まぁ最初はちょっとあれだったけど←あれってなんやねん。By壱馬









壱馬 「今日も一緒に寝よ。てかこれから一緒な。」

「邪魔にならない？」

壱馬 「落ち着くねん。今日の目覚めもよかったから。」

「そう？」









全くこっちの気持ちも知らないで…









よく眠れるならいいか←鈍感野郎By作者

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