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壱馬 「なぁほんまに優也くんなんも言ってなかった？」
「言ってなかったよー。普通に世間話しただけ、」
家に帰ってきて私がそう言っても納得言ってなさそう。
壱馬の小さい頃の話も少し聞いたけど内緒にしとこう笑。
壱馬 「優也くんなー、おしゃべりやねん。」
「ふふ、そうなの？」
壱馬 「おん、でも兄ちゃんみたいでいい人。」
結局は大好きなのね笑。
しっかりしてるしクールだけど甘える人には甘えてる。
〜♪
壱馬がお風呂に入りに行ってすぐ、
電話がかかってきた。
「もしもし、」
結花 「もしもし、今平気？」
「いいよ、どうしたの？」
結花 「さっき聞いたんだけど阿部さん帰ってくるらしいよ。」
「え、」
結花 「ごめん、急にこんなこと、さっき聞いたから黙ってるのも、」
「ううん、ありがと。」
結花 「あ、旦那とご飯だったよね、ほんとごめん、！」
「平気だよ。言ってくれてありがとう。」
結花 「私のそばにいなよ。」
「うん、」
帰ってきたんだ…
考えただけで手が震えてきた。
あの頃の記憶が蘇ってくる。
やだ、やだ、
壱馬 「千夏？」
「、ん？」
壱馬 「顔真っ青やで、」
「平気だよ、」
壱馬 「さっきの電話友達？てか手震えてるじゃん。」
「震えてないから、」
こんなこと壱馬に知られたくない。
壱馬 「ほんま素直やないなあ。」
「…」
壱馬 「俺には何があったかわからんけど、辛い時は頼ってや。」
「うん、」
壱馬 「言いたくなったら言ってや。」
そう言って頭を撫でてくれた。
明日から阿部さんがいるのかと思うと不安だけど、
壱馬の顔を見たら少し安心した。
壱馬 「あのさ、」
「ん？」
壱馬 「嫌やなかったらなんやけどさ、今日俺の部屋で寝ん？」
「え、」
壱馬 「なんか一人にしたくない。あ、嫌ならいいんやけどさ。」
「…いいの？」
壱馬 「おう！」
今日は甘えたい気分だった。
離れて布団の中に入ると引き寄せられた。
ドキドキするけど安心する。
壱馬の温かさに包まれながら眠りについた。
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ちなつ(プロフ) - 皆さんコメントありがとうございます。頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年2月21日 8時) (
レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。早く主人公ちゃんと壱馬くんが幸せな日々を送れますように。(^^) (2020年2月20日 21時) (レス) id: 3116574168 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 初めまして！陸くんのお話が読んでみたいです^^ (2020年2月1日 18時) (レス) id: 367e2bd0b1 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)なほ(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく拝見してます！数原くんのが読みたいです！ (2020年2月1日 1時) (レス) id: b9805caf98 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - はじめまして！ランペの慎くん読みたいです！ (2020年1月30日 3時) (レス) id: ca54a5e7d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2020年1月22日 22時
