So Good

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壱馬side









壱馬「ねむ、」









喧嘩をした次の日、
朝早くからの撮影のためにいつも以上に早起きをした。









千夏の顔が見たくなって、
千夏の部屋に入った。









嫌かもしれないけどなんかどうしても顔が見たくなった。
てか部屋綺麗だな、









もちろん朝早いからぐっすりと眠ってる。
すっぴんで眠ってる顔は化粧をしてる時より幼い。
そういえば童顔なの気にしてたな、、









きにしなくてもいいのに。
俺は可愛いと思うけど。









壱馬 「何考えてんだ俺、」









少しだけ、
寝てるから許して欲しい、









起こさないように顔を近づけておでこにキスをした。









何やってんだよ俺、
結婚してるとはいえ俺の事好きじゃないのに。









結婚してるのに片思いって複雑。









そんなことを思いながら千夏の部屋を出た。









準備が終わっても時間があったから朝ごはんを作った。
千夏みたいにそんな上手くはないけど。









スタジオにはいるとすでに到着してるメンバーもちらほら。









北人 「おっはよー、」

壱馬 「はよ。」

陸 「あれ、なんかあった？」









まだ挨拶しかしてないのに異変に気づくボーカル2人。
さすがだな…









千夏のことを本気で好きになったこと、
ヤキモチを妬いてしまったこと、
昨日喧嘩したこと、
気に食わない奴がいることを話した。









陸 「ええー！なにそれ壱馬かわいいじゃん。」

壱馬 「笑い事じゃないっす。」

北人 「ライバル出現かあ、結婚してるとはいえ嫌だよね。」

壱馬 「怒らせたし、」

北人 「ヤキモチ妬いたっていってみたら？」

壱馬 「絶対むり。」









そんなんいったらどうなる？
俺に気を使ったり…
今のこの関係が壊れる。









俺たちは恋人でも友達でも夫婦でもない。
形は夫婦だけど好きなのは俺だけで。









陸 「気にしてないことは無いと思うけどねえ、」

壱馬 「そうっすかね、」









モヤモヤしたまま撮影が始まった。

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