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? 「…どうしてだと思う?」
どうしてだと思うって…
そんなのわかるわけないじゃん。
? 「あ、名前言ってなかったな。俺は青山陸。」
「佐伯千夏です、」
陸 「知ってる。よろしくな。」
よろしくって…
まぁ3000万返さないとだし。
「3000万、ちゃんと返します。」
陸 「返さなくていい。」
「でも、」
陸 「いいって言ってんだろ。その代わりうちにこいよ。」
「え?」
陸 「どうせ仕事もないんだし。うちに住めっていってんの。」
この人はいきなり何を言ってんの。
ほとんど話したこともない人をうちにこいって…
陸 「あんたのこと調べさせてもらったから多少は知ってる。」
「え、」
陸 「俺から何も聞くことはない。うちにいたら安全だからとりあえず来い。」
借金返してもらっちゃったしなあ…
たしかに無職なわけだし。
お母さんとかのことも全部知ってるってことだよね。
ヤクザって聞いたら悪いイメージしか思い浮かばないのに、
この人を見たら全然そんなことない。
むしろ信頼してもいいかもと思ってしまったのは秘密。
「本当にいいんでしょうか。」
陸 「いいっつってんだろ。迎え来てるからあの車乗って。荷物取りに行くぞ。」
車に乗ると運転手らしき人がいた。
壱馬 「千夏さんの家でいいんですよね。」
陸 「おう、頼んだ。」
「あ、お願いします。」
荷物をとってまた車に乗ってしばらくすると大きな家に着いた。
陸 「おりて、ここが今日から家ね。」
大きな屋敷って感じ…
ここに住むのか、
わざわざ部屋まで用意してくれてたみたい。
この人はいったいいつから私のことを知ってたの?
どうして助けてくれたの?
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ちなつ(プロフ) - ほくとすきぴさん» ありがとうございます。頑張ります! (2019年12月4日 0時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 楽しみにしてます!!!更新まってます! (2019年12月3日 23時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちなつ | 作成日時:2019年12月3日 20時