12 ページ13
ここに来てからはや数日。
お弟子さんに車を出して貰って買い物をした。
家に帰ると見たことの無い靴が。
お客さんかな?
自分の部屋に荷物をおいてリビングに行くと、
見知らぬ男の人がいた。
「あ、こんにちは。」
? 「陸から聞いてるで。お邪魔してごめんな。」
「とんでもないです。陸は、」
? 「なんか買い忘れたとか言って買い物に出ていったで。すぐ戻ると思う。」
「そうなんですか、あ、千夏です。」
? 「あ、俺も名前言ってなかったな笑。陣です。」
この人は陣さんという名前らしい。
笑った顔がとても優しい。
陸の幼なじみで赤ちゃんの頃からの仲だと。
陣 「ほんまに嬉しいわ。こんないい子が来たなんて。」
「いや、私は拾ってもらった身なので。」
陣 「なんでそんなこと言うん笑。どうでもいいやつ助けんやろ笑。」
たしかにそうだけど。
どうして助けてくれたのか未だに聞けないし。
聞くことにこだわってる訳では無いけど
話し出したら気になってきた。
それから陣さんと色んな話をした。
陣さんは坂本組の若頭で、
青山組と坂本組は仲間と言っても過言では無いらしい。
陸の小さい頃の話。
陸との思い出。
嬉しそうに話す陣さんをみて、
大切に思われてるんだなあと思うと心があったかくなった。
537人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちなつ(プロフ) - ほくとすきぴさん» ありがとうございます。頑張ります! (2019年12月4日 0時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 楽しみにしてます!!!更新まってます! (2019年12月3日 23時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちなつ | 作成日時:2019年12月3日 20時