家族になるということ。

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翔吾 「なんか言われた？」

「いや、なんもなかったよ。またおいでって。」

翔吾 「そう？それならいいけど。」









翔太くんを間にして3人で歩く。
周りから見たらどんな感じなんだろ。









翔吾 「今日来てくれて嬉しかった。翔太も喜んでたし。」

「それはよかった。」

翔吾 「全然こないからちょっと寂しかった笑。色々話したからめんどくさいって思われたかなと思って。」

「そんなこと思わないよ！、、あ、ごめん。」









思わず大きな声を出してしまった。









でも勘違いされたくなかった。
めんどくさいなんて1ミリも思わない。









翔吾 「ありがと。」

「ううん、私も今日楽しかった。」

翔吾 「また遊びにおいで。」

「そうする。送ってくれてありがと。」









角を曲がるまで2人の背中を見ていた。









途中で何回か振り返って手を振ってくれた翔太くんは
ほんとに無邪気で可愛いと思った。









角を曲がる前、









こっちをみて微笑んだ翔吾がきらきら輝いて見えた。









あったかいきもちになったんだ。

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