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電話番号を貰ってから数日。









紙は一応とってあるけど電話はしてない。
電話してって何を話すの?









「あーっ、疲れた。」









仕事を終えて買い物をしてから歩いていると、









壱馬 「千夏、?」

「あ、」









運が悪いのかなんというか、
壱馬と遭遇。









壱馬 「待って!」

「っ、」









走って逃げようとしたけどすぐに捕まった。









壱馬 「お願いやから話聞いて欲しい、」

「今更、」

壱馬 「今更かもしれへんけど誤解されたままは嫌やねん。」

「誤解、?」

壱馬 「、、時間ある?」

「、、あるけど、」









なぜか壱馬とご飯を食べることに。
お店に入ってもなんとも言えない空気が流れた。









壱馬 「まずは、あの時傷つけることしてごめん。」

「もういいよ、過去のことだし。」

壱馬 「俺はよくない、」









そういった壱馬の目は前と変わらない真っ直ぐな目だった。









壱馬 「実はあの時脅されてたんだよ、」

「え?」

壱馬 「千夏がみた女の人、一個上の人なんやけどな、別れないと彼女のこと傷つけるって言われてた。」

「そんな、」

壱馬 「それでも別れたくなかったからずっと考えてて、別れないっていったら1回だけデートしろって言われて。それであの時急にキスされた。」

「そうだったんだ。」









私の勘違いじゃん。
勝手にパニックになって結局壱馬のこと傷つけてた。









それなのに壱馬は自分のせいだって思ってた。
今だって何回も謝ってくれてる。









「、、ごめんね。私の勘違いで、」

壱馬 「いや、傷つけたのは事実やから。」









少しスッキリしたかも。
ご飯を食べてから車で送ってもらった。
、、翔吾のことが頭をよぎったけど気付かないふりをした。









壱馬 「ほい、ついた。」

「ありがと。」

壱馬 「また、ご飯でも行こうな。」

「うん。」

壱馬 「あ、連絡無視すんなよ?笑。」

「わかってる。じゃあ、」

壱馬 「おう。」









車が走り去っていくのを見届けて家に入った。

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ちなつ(プロフ) - みんさん» ありがとうございます!がんばります! (2019年11月10日 23時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - wしょごLoveさん» ありがとうございます! (2019年11月10日 23時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 今回もいつもとは違ったお話で、別の意味で楽しめました!ありがとうございました☆次作も楽しみにしています! (2019年11月10日 23時) (レス) id: c82e4bd714 (このIDを非表示/違反報告)
wしょごLove - とてもいい作品でした!! (2019年11月10日 22時) (レス) id: a241cb0f93 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - wしょごLoveさん» コメントありがとうございます!嬉しいです。頑張ります! (2019年11月6日 22時) (レス) id: e54f0cecc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちなつ | 作成日時:2019年10月21日 0時

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