One More Kiss

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「、、、？」









最近仕事帰りに誰かにあとをつけられてる気がする。









もうすぐ産休にはいるということもあって、
前より遅くまで仕事をすることが増えた。
とはいえ9時には家に帰れてるけど。









「？！」









いきなり腕を掴まれた。
振り返ると、









女 「どーも。」

「あなたは、」









北人くんのことが好きな人だ。
この人がずっとあとをつけてたの、、？









女 「やーっとあなたと話せる。ずっとお話をしたいと思ってたの。」

「？」

女 「時間ありますよね。」

「えっ、」

女 「駅前のカフェ行きましょ。」









そう言って駅前のカフェに連れてこられた。









「あの、話って、」









私がそう言うとずっと変わらなかった表情が変わった気がした。









女 「あなたが1番わかってるんじゃないの？」

「、？」

女 「これ、なにかわかりますよね。」









そう言って彼女が出したのは、
私と北人くんの写真。









並んで歩いてる写真、転びそうになった時に助けられた写真、危ないからと言って手を繋いでくれた写真。
こんなのいつの間に、、









「これは、」

女 「ここまできたら言いたいことわかりますよね。」

「、、」









つまり北人くんと関わるなってことだよね。









女 「もう北人くんに近づかないでください。もし近づいたら、」

「、、」

女 「この写真が世の中にでたらどうなりますかね。RAMPAGEにも影響出ちゃいますよね？」

「、」

女 「あなたがすべきこと、わかりますか？」









ひとつしかないじゃない。
北人くんもRAMPAGEのメンバーにも迷惑をかけることになる。









みんなの夢を、将来を潰すわけにはいかない。

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