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壱馬 「これ、」
「ん？」
壱馬 「もっといて。」
そう言って渡してきたのは壱馬がいつもつけているネックレス。
シンプルなデザインのおしゃれなやつ。
壱馬 「まぁ、悪い虫が寄らないようにってことで。」
「なにそれ笑。」
壱馬 「それさ、北人が選んでくれたやつなんだよね。一緒に買い物行った時に。」
「そうなの？」
壱馬 「うん笑。」
そんな大切なもの私が持っててもいいのかな。
そう思っていると、
壱馬 「俺が持ってて欲しいから渡したんやで。」
「うん。」
壱馬 「いつかはさ、」
「ん？」
壱馬 「ここ、はめさせてな。それまでそのネックレスつけといて。」
「うん！」
私の左手の薬指を触りながらそう言ってきた。
真剣に考えてくれてるんだと思うと嬉しかった。
壱馬 「さてと、帰るか、」
「そうだね。」
壱馬 「悠人は？」
「今日は実家にお泊まりなの。」
壱馬 「そっか。てことは1人？」
「うん。明日仕事終わりに迎えに行くの。」
壱馬 「ふーん。じゃあうちくれば？」
「え、」
壱馬 「やだ？」
甘えたような目で見られて断れなかった。
いや、行きたくないとかそういうんじゃないけど緊張するじゃん？
そんなこんなで壱馬の家に来た。
きれいに整理整頓されてる。
それからご飯をたべてお風呂に入って。
2人でリビングでテレビを見ていた。
壱馬 「なんか幸せやな。」
「そうだね。」
壱馬 「今度の月命日3人でお墓参り行こうな、」
「うん。ちゃんと報告しなきゃだね。」
すると突然手を握ってきた。
壱馬のほうを見ると私のことを見ていた。
壱馬 「千夏、」
「っ、」
壱馬の顔が近づいてきて目を閉じた。
こんな甘い雰囲気いつぶりだろ、、
唇が触れたのがわかった。
壱馬 「ふふ、今日はこれだけね。」
「なにそれ、笑」
壱馬 「ほんとはもっとすごいことしたいけど笑。」
「ばかずま！」
壱馬 「顔真っ赤やん笑。まだしないよ笑。」
「ふふ、」
それから明日も仕事だから早めに寝ることにした。
壱馬に抱きしめられながら寝るのは安心してよく眠れた。
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ちなつ(プロフ) - コメントありがとうございました！2になりました！できましたのでよろしくお願いします！ (2019年5月24日 22時) (
レス) id: 6ffd795812 (このIDを非表示/違反報告)
カヅキ(プロフ) - 2が見たいです！それにこのお話の続きもぜひ見たいです！！ (2019年5月23日 6時) (レス) id: 442c719cac (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 1が見たいです！！ (2019年5月23日 6時) (レス) id: b274df5a0a (このIDを非表示/違反報告)
ひ な た(プロフ) - �△�見たいです (2019年5月23日 1時) (レス) id: f7fdf1007d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 初コメです。Starlight。とても素敵でした。壱馬君の優しさが溢れていて、何度読んでも泣けます。次のお話も楽しみにしてます。希望は��番です。 (2019年5月22日 23時) (レス) id: 9fd9170aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちなつ
| 作成日時：2019年5月6日 22時
