助演女優症

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会社に行くと颯がいた。









颯 「はよ。遅いね。」

「そう？颯はいつもより早いね。」

颯 「なんとなく早く来てみた。」

「何それ笑」









颯は同期で仲がいい。









でも想太のことは知らない。









想太 「、、、」









目が合ったけどそらされた。









颯 「今日さ、想太先輩も遅いよね。」

「！そうなの？」

颯 「千夏がくる少し前に来たよ。いつもは早いのに。」

「へぇー。」









これから先誰にも言うつもりは無い。









巻き込みたくないから。









だから颯にも言ってない。









颯 「！！ちょっときて。」

「え？ちょ、颯？」









颯に連れられて階段にきた。









「なに？」

颯 「首。」

「？」

颯 「キスマーク見えてる。」

「？！？！」









鏡を渡されて首を見ると3個くらいキスマークがついていた。









恥ずかしい、









でもいつもつけないのにどうしたんだろ。









なんかあったのかな？









颯 「俺以外は気づいてないかもしれないけど見られたらうるさいだろうから今日は髪下ろしときなよ。」

「うん。そうする。」

颯 「それつけたのってさ。」

「？」









颯 「やっぱなんでもない。戻ろ。」









何かを言いかけてやめた。









何を言おうとしたんだろ。









颯 「、、、俺にすればいいのにっ、」

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