助演女優症

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「おわったぁぁあああ〜」









仕事が終わり、急いでトイレに駆け込んだ。









化粧直さないとね。









想太の前ではなるべくいい状態でいたいから笑。









髪の毛も整えて準備が出来た。









「お疲れ様でーす。」









まだ残っている人に挨拶をして出た。









会社から少し離れた公園で待ち合わせ。









「おまたせ。」

想太 「おう。」









車に乗ってるのにわざわざ降りてきてドアを開けてくれた。









こうゆうところも好き。









奥さんにもしてるのかなと考えると少しもやもやするけど、









今更そんなこと気にしてられない。









「どこにいくの？」

想太 「秘密。ご飯食べてから千夏の家でいい？」

「うん。」









想太の運転で着いたのはおしゃれなレストラン。









可愛くてオシャレで私が好きな感じ。









「うわぁ、かわいい、、、」

想太 「こうゆうところ好きやろ？この間見つけてん。」

「そうなんだ。」

想太 「これ見つけた時真っ先に千夏が思い浮かんでん。」

「そっか。」









そっか。









私が思い浮かんだのか。









そっかそっか。









嬉しいこと言うじゃん。









想太 「そろそろでよか。」

「そうだね。」













いつも払ってもらってばかりだから払おうと思ったのにいつの間にか払ってくれていた。









やることかっこいいな。









ずるいよ。

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