助演女優症

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次の日目を覚ますと想太はまだ寝ていた。









「、、、？」









泣いたあと、、、？









私が寝てから泣いたってこと？









泣いてる姿を想像したら私まで悲しくなって









思わず抱きしめた。









想太 「ん、」

「あ、ごめん。起こしちゃったね。」

想太 「んーん。」









まだ眠そう笑。









想太 「顔洗ってくる。」

「うん。ご飯作るね。」









いつも通りの想太に戻ったような気がする。









でもなんか元気ない。









想太は甘えてくる時は甘えてくるけど









基本は甘えてこないからなあ、、、









本来なら奥さんがいたほうがいいのかもしれないけど。









私のところに来てくれるなら私に思いっきり甘えればいい。









想太 「お腹空いた。」

「サンドイッチとスープね。簡単なものでごめん。」

想太 「うまっ。」









朝からよく食べるなぁ笑。









かわいい、、、









「ふっ、」

想太 「なに。」

「いや、頬張ってるからリスみたいでかわいいなって笑。」

想太 「なにそれ笑。あ、千夏口の横になんかついてんで。」

「え？うそ、」









そう言って取ろうとした瞬間想太に手首をつかまれ、引き寄せられた。









「ん、」

想太 「たまご。ついてた。ごちそうさま。」









私の唇についてたたまごを舐めとった。









「じ、自分でとれるし！」

想太 「顔真っ赤やんwww」









笑ってる。









さっきまで少し暗い表情だったのに。









よかった。









想太が笑ってくれるならなんでもいい。

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